MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第24問

人体の構造と機能第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第24問(人体の構造と機能)の正答は 3 です。スパイロメータは口元での出入り気量を測るため、肺内に残る残気量(RV)は測定できない。

問題
スパイロメータで測定できる肺気量はどれか。 a.残気量 b.肺活量 c.1 回換気量 d.全肺気量 e.機能的残気量
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

スパイロメータは口元での出入り気量を測るため、肺内に残る残気量(RV)は測定できない。残気量を含まない肺活量(b○)と1回換気量(c○)は測定可能。残気量・全肺気量・機能的残気量は残気量を含むため測定不可。選択肢3が正答。


【各選択肢の解説】

a.残気量(RV) → ❌ 測定不可。最大呼気後も肺に残る量で口元では測れない。
b.肺活量(VC) → ✅ 測定可。最大吸気位から最大呼気位までの量。
c.1 回換気量(TV) → ✅ 測定可。安静時の1呼吸あたりの出入り気量。
d.全肺気量(TLC) → ❌ 測定不可。残気量を含む(TLC=VC+RV)ため。
e.機能的残気量(FRC) → ❌ 測定不可。残気量を含む(FRC=ERV+RV)ため。

よってスパイロで測定できるのはb・c → 選択肢3が正答。


【試験対策ポイント】

残気量(RV)を含む量(RV・FRC・TLC)はスパイロメトリで測定不可→ガス希釈法(ヘリウム閉鎖回路法・窒素洗い出し法)や体プレチスモグラフが必要。スパイロで測れるのは肺活量・1回換気量・予備吸気量・予備呼気量など「呼出できる量」。肺気量分画の図を覚えるのが鉄板。

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