MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問

免疫・移植第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問(免疫・移植)の正答は 2 です。Ⅰ型(即時型)アレルギーは、肥満細胞に結合したIgEに抗原が結合し、ヒスタミンなどが放出されて数分〜数十分で症状が出る。

問題
Ⅰ型アレルギー(即時型アレルギー)に分類される疾患はどれか。
  1. 1. バセドウ病
  2. 2. 気管支喘息 ✓
  3. 3. 接触性皮膚炎
  4. 4. 自己免疫性溶血性貧血
  5. 5. 全身性エリテマトーデス

正答:2番

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20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 気管支喘息

Ⅰ型(即時型)アレルギーは、肥満細胞に結合したIgEに抗原が結合し、ヒスタミンなどが放出されて数分〜数十分で症状が出る。アトピー型の気管支喘息はその代表である。


【各選択肢の解説】

1. バセドウ病
❌ 誤り。正しくは、TSH受容体を刺激する自己抗体によるⅡ型(刺激型を分けてⅤ型とする分類もある)である。
2. 気管支喘息
✅ 正しい(=正答)。IgEを介して肥満細胞からヒスタミン・ロイコトリエンが放出され、気管支が収縮する。花粉症・アナフィラキシーも同じⅠ型。
3. 接触性皮膚炎
❌ 誤り。正しくは、感作されたT細胞によるⅣ型(遅延型)で、接触して1〜2日後に症状が出る。
4. 自己免疫性溶血性貧血
❌ 誤り。正しくは、赤血球に対する自己抗体と補体が赤血球を壊すⅡ型(細胞傷害型)である。
5. 全身性エリテマトーデス
❌ 誤り。正しくは、抗原抗体複合体(免疫複合体)が腎などに沈着して炎症を起こすⅢ型である。

【試験対策ポイント】

型しくみ代表例
Ⅰ型(即時型)IgE・肥満細胞気管支喘息・花粉症・アナフィラキシー
Ⅱ型(細胞傷害型)細胞表面への抗体自己免疫性溶血性貧血・不適合輸血・バセドウ病
Ⅲ型(免疫複合体型)免疫複合体の沈着SLE・糸球体腎炎
Ⅳ型(遅延型)感作T細胞接触性皮膚炎・ツベルクリン反応
  • Ⅰ〜Ⅲ型は抗体(液性免疫)、Ⅳ型だけが細胞性免疫
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