MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第46問

医用機器の安全管理第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第46問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。携帯電話は基地局との通信を確保するため、電波状況が悪いほど送信出力を大きくする(=機器への影響が増える)。

問題
携帯電話による医療機器への影響に関する指針ならびに関連事項につい て、誤っているのはどれか。
  1. 1. 植込み型医療機器のイミュニティ試験はISO 等で規定されている。
  2. 2. 植込み型医療機器から携帯電話を15 cm 程度以上離して使用する。
  3. 3. 非植込み型医療機器から携帯電話を1 m 程度以上離して使用する。
  4. 4. 携帯電話の電波出力は電波状況が悪いときに小さくなる。
  5. 5. 携帯電話の電波は着信時にも出力される。

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 携帯電話の電波出力は電波状況が悪いときに小さくなる。

携帯電話は基地局との通信を確保するため、電波状況が悪いほど送信出力を大きくする(=機器への影響が増える)。よって「小さくなる」は誤りで、4番が正答。


【各選択肢の解説】
(設問は「誤っているもの」を選ぶ)

1. 植込み型医療機器のイミュニティ試験はISO等で規定されている。
✅ 正しい。ペースメーカ等のイミュニティ(電磁妨害耐性)は国際規格で規定。
2. 植込み型医療機器から携帯電話を15cm程度以上離して使用する。
✅ 正しい。総務省指針で15cm以上の離隔が示されている。
3. 非植込み型医療機器から携帯電話を1m程度以上離して使用する。
✅ 正しい。医療機関では概ね1m程度の離隔が目安。
4. 携帯電話の電波出力は電波状況が悪いときに小さくなる。
❌ 誤り。電波状況が悪いと出力を上げるため、影響はむしろ大きくなる。
5. 携帯電話の電波は着信時にも出力される。
✅ 正しい。位置登録・着信応答など待受・着信時も電波を発射する。

【試験対策ポイント】

植込み型は15cm以上、非植込み型は1m程度の離隔(総務省指針)。電波状況が悪い=出力増大=干渉増大。EMC=エミッション(放射)とイミュニティ(耐性)。医用テレメータのチャネル・ゾーン管理も頻出。

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