第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第46問
医用機器の安全管理第33回午前
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第46問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。携帯電話は基地局との通信を保つため、電波状況が悪い(基地局から遠い・屋内の奥)ほど送信出力を上げる。
問題
携帯電話による医療機器への影響に関する指針ならびに関連事項について、誤っているのはどれか。
- 1. 植込み型医療機器のイミュニティ試験はISO 等で規定されている。
- 2. 植込み型医療機器から携帯電話を15 cm 程度以上離して使用する。
- 3. 非植込み型医療機器から携帯電話を1 m 程度以上離して使用する。
- 4. 携帯電話の電波出力は電波状況が悪いときに小さくなる。 ✓
- 5. 携帯電話の電波は着信時にも出力される。
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.2%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 携帯電話の電波出力は電波状況が悪いときに小さくなる。
携帯電話は基地局との通信を保つため、電波状況が悪い(基地局から遠い・屋内の奥)ほど送信出力を上げる。出力が上がるほど医療機器への影響は大きくなる。
【各選択肢の解説】
1. 植込み型医療機器のイミュニティ試験はISO等で規定されている。
✅ 正しい。植込み型心臓ペースメーカなどの電磁妨害への耐性(イミュニティ)の試験は、ISO 14117(植込み型心臓ペースメーカ等のEMC試験)などの国際規格で定められている。
✅ 正しい。植込み型心臓ペースメーカなどの電磁妨害への耐性(イミュニティ)の試験は、ISO 14117(植込み型心臓ペースメーカ等のEMC試験)などの国際規格で定められている。
2. 植込み型医療機器から携帯電話を15 cm程度以上離して使用する。
✅ 正しい。総務省の指針(2013年改定)で、植込み型医療機器の装着部位と携帯電話を15cm程度以上離すとされた(以前は22cm)。
✅ 正しい。総務省の指針(2013年改定)で、植込み型医療機器の装着部位と携帯電話を15cm程度以上離すとされた(以前は22cm)。
3. 非植込み型医療機器から携帯電話を1 m程度以上離して使用する。
✅ 正しい。電波環境協議会「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」(2014年)で、医用電気機器から1m程度離すことが目安とされている。
✅ 正しい。電波環境協議会「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」(2014年)で、医用電気機器から1m程度離すことが目安とされている。
4. 携帯電話の電波出力は電波状況が悪いときに小さくなる。
❌ 誤り。正しくは電波状況が悪いときほど出力は大きくなり、医療機器への影響も大きくなる。
❌ 誤り。正しくは電波状況が悪いときほど出力は大きくなり、医療機器への影響も大きくなる。
5. 携帯電話の電波は着信時にも出力される。
✅ 正しい。着信の応答や待受中の位置登録でも電波を出すので、電源が入っていれば発信しなくても電波は出る。
✅ 正しい。着信の応答や待受中の位置登録でも電波を出すので、電源が入っていれば発信しなくても電波は出る。
【試験対策ポイント】
- 植込み型:15cm程度(総務省指針)/非植込み型:1m程度が目安(電波環境協議会指針)
- 電波状況が悪い=出力が大きい=影響が大きい
- EMCの2本柱:エミッション(妨害を出さない)とイミュニティ(妨害に耐える)
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