第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第22問
医学的基礎第33回午後
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第22問(医学的基礎)の正答は 4 です。院内感染対策で正しいのは、標準予防策で個人防護具の着用基準を定める(b)、患者の唾液は感染性ありとして扱う(c)、麻疹(空気感染)患者の部屋にはN95マスクを着用(d)。
問題
院内感染について正しいのはどれか。
a.手袋を着用して処置をした場合、手袋取り外し後の手指衛生は不要である。
b.標準予防策では、手袋、マスク、ガウン等の着用基準を定めている。
c.患者の唾液は感染性があるものとして扱う。
d.麻疹感染者の部屋への入室時にはN95 マスクを着用する。
e.入院前から感染し入院後に発症した場合、院内感染症とみなされる。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d ✓
- 5. c、d、e
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — b、c、d
院内感染対策で正しいのは、標準予防策で個人防護具の着用基準を定める(b)、患者の唾液は感染性ありとして扱う(c)、麻疹(空気感染)患者の部屋にはN95マスクを着用(d)。手袋を外した後も手指衛生は必要(aは誤り)、入院前に感染し入院後発症した場合は持ち込み感染で院内感染に含めない(eは誤り)。よってb・c・dで4番。
【各選択肢の解説】
a. 手袋着用後は取り外し後の手指衛生は不要 → ❌ 誤り。手袋にはピンホールや汚染があり、外した後も手指衛生が必要。
b. 標準予防策で手袋・マスク・ガウン等の着用基準を定める → ✅ 正しい。
c. 患者の唾液は感染性があるものとして扱う → ✅ 正しい。標準予防策では汗を除く体液・分泌物を感染性とみなす。
d. 麻疹感染者の部屋への入室時にN95マスクを着用 → ✅ 正しい。麻疹は空気(飛沫核)感染でN95が必要。
e. 入院前から感染し入院後に発症した場合、院内感染とみなす → ❌ 誤り。潜伏期を考え、入院前の感染は持ち込み感染で院内感染に含めない。
よって正しいのはb・c・d → 選択肢4番が正答。
【試験対策ポイント】
- 標準予防策(スタンダードプリコーション):全患者の血液・体液・分泌物・排泄物・粘膜・損傷皮膚を感染性として扱う(汗は除く)。
- 感染経路別予防策:空気感染(麻疹・結核・水痘)=N95+陰圧室、飛沫感染(インフル・風疹・ムンプス)=サージカルマスク、接触感染=手袋・ガウン。
- 手指衛生は「手袋の前後」でも必要。
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