第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第79問
血液浄化療法装置第33回午後
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第79問(血液浄化療法装置)の正答は 3 です。透析液を作る水にクロラミン(結合塩素)などの塩素化合物が残ると、赤血球が酸化されて壊れ、溶血が起こる。
問題
溶血の原因となるのはどれか。
- 1. 高濃度の透析液の使用
- 2. ダイアライザの膜破損
- 3. 塩素化合物の透析液への混入 ✓
- 4. 透析液の温度低下
- 5. 透析回路への空気誤入
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 塩素化合物の透析液への混入
透析液を作る水にクロラミン(結合塩素)などの塩素化合物が残ると、赤血球が酸化されて壊れ、溶血が起こる。水処理で活性炭ろ過を置くのはこれを除くためである。
【各選択肢の解説】
1. 高濃度の透析液の使用
❌ 誤り。正しくは、溶血を起こすのは原液の希釈ミスによる低浸透圧(低濃度)の透析液で、赤血球に水が入って膨らみ壊れる。
❌ 誤り。正しくは、溶血を起こすのは原液の希釈ミスによる低浸透圧(低濃度)の透析液で、赤血球に水が入って膨らみ壊れる。
2. ダイアライザの膜破損
❌ 誤り。正しくは、膜が破れると血液が透析液側へ漏れる血液リークが起こり、漏血検知器が警報を出す。
❌ 誤り。正しくは、膜が破れると血液が透析液側へ漏れる血液リークが起こり、漏血検知器が警報を出す。
3. 塩素化合物の透析液への混入
✅ 正しい(=正答)。クロラミンは酸化作用で赤血球膜とヘモグロビンを傷め、溶血やメトヘモグロビン血症を起こす。
✅ 正しい(=正答)。クロラミンは酸化作用で赤血球膜とヘモグロビンを傷め、溶血やメトヘモグロビン血症を起こす。
4. 透析液の温度低下
❌ 誤り。正しくは、溶血を起こすのは温度制御の故障による過加温で、熱で赤血球が壊れる。
❌ 誤り。正しくは、溶血を起こすのは温度制御の故障による過加温で、熱で赤血球が壊れる。
5. 透析回路への空気誤入
❌ 誤り。正しくは、空気が血液回路から体内に入ると空気塞栓を起こす。気泡検知器で監視する。
❌ 誤り。正しくは、空気が血液回路から体内に入ると空気塞栓を起こす。気泡検知器で監視する。
【試験対策ポイント】
| 溶血の原因 | 内容 |
|---|---|
| 化学的 | クロラミン・銅・硝酸塩などの混入 |
| 浸透圧 | 希釈ミスによる低浸透圧の透析液 |
| 温度 | 過加温 |
| 機械的 | 回路の折れ・狭窄、ポンプでの過度の圧挫 |
- 膜破損=血液リーク、空気誤入=空気塞栓。溶血と取り違えない
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