MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第81問

医用機械工学第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第81問(医用機械工学)の正答は 3 です。ポアソン比ν=横ひずみ/縦ひずみ(の大きさ)。

問題
ある材料を圧縮したとき、体積変化がなかった。この材料のポアソン比はどれか。
  1. 1. 0.1
  2. 2. 0.3
  3. 3. 0.5 ✓
  4. 4. 0.7
  5. 5. 1.0

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60%参考値

10人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 0.5

ポアソン比ν=横ひずみ/縦ひずみ(の大きさ)。体積ひずみは縦ひずみεを使って ΔV/V=ε(1 − 2ν) と表せるので、体積が変わらない(ΔV=0)のは 1 − 2ν=0、つまり ν=0.5 のときである。


【計算】

  • 縦ひずみ ε、横ひずみは2方向とも −νε
  • ΔV/V ≒ ε + (−νε) + (−νε)=ε(1 − 2ν)
  • ΔV/V=0 → 1 − 2ν=0 → ν=0.5

【各選択肢の解説】

1. 0.1
❌ 誤り。正しくは、ν=0.1では 1 − 2ν=0.8 で、圧縮すると体積は減る。体積不変は0.5。
2. 0.3
❌ 誤り。正しくは、ν=0.3(金属に近い値)では 1 − 2ν=0.4 で、体積は減る。体積不変は0.5。
3. 0.5
✅ 正しい(=正答)。1 − 2ν=0 となり、縦に縮んだ分を横の膨らみがちょうど補う。
4. 0.7
❌ 誤り。正しくは、等方性の弾性体のポアソン比の上限は0.5で、0.7はとりえない。
5. 1.0
❌ 誤り。正しくは、上限0.5を超えるのでとりえない。体積不変は0.5。

【試験対策ポイント】

  • 体積ひずみ=ε(1 − 2ν)。ν=0.5で非圧縮(体積不変)、これが上限
  • ゴムや水分の多い軟部組織は0.5に近く、金属は約0.3
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