MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第90問

医用材料第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第90問(医用材料)の正答は 3・4 です。ポリエチレンはエチレン(CH₂=CH₂)を重合した合成高分子で、ポリオレフィンに分類される。

問題
ポリエチレンで誤っているのはどれか。
  1. 1. カテーテルに使われる。
  2. 2. ポリオレフィンである。
  3. 3. ビニル化合物である。 ✓
  4. 4. ゴム弾性をもつ。 ✓
  5. 5. 合成高分子である。

正答:3・4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 62.5%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3・4番 — ビニル化合物である。・ゴム弾性をもつ。

ポリエチレンはエチレン(CH₂=CH₂)を重合した合成高分子で、ポリオレフィンに分類される。結晶性の熱可塑性樹脂で、ゴムのような弾性はもたない。


【各選択肢の解説】

1. カテーテルに使われる。
✅ 正しい。化学的に安定で加工しやすく、カテーテルやチューブなどに使われる。
2. ポリオレフィンである。
✅ 正しい。オレフィン(エチレン・プロピレンなどの二重結合を1つもつ炭化水素)の重合体で、ポリプロピレンと同じ仲間である。
3. ビニル化合物である。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、ビニル化合物はビニル基(CH₂=CH-)に塩素などの置換基がついた化合物(塩化ビニルなど)を指し、ポリエチレンは通常ポリオレフィンに分類する。ただしエチレンの重合をビニル重合に含めて扱う文献もある。
4. ゴム弾性をもつ。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、ポリエチレンは結晶性の硬い〜やや柔らかい樹脂で、ゴム弾性はもたない。ゴム弾性をもつのはシリコーンゴムなどのエラストマーである。
5. 合成高分子である。
✅ 正しい。石油から得たエチレンを重合して作る合成高分子である。

【試験対策ポイント】

材料分類特徴
ポリエチレンポリオレフィン結晶性・化学的に安定・ゴム弾性なし
ポリプロピレンポリオレフィン人工肺の中空糸などに使う
ポリ塩化ビニルビニル系可塑剤で柔らかくする(血液回路など)
シリコーンゴムエラストマーゴム弾性・ガス透過性
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