第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第41問
医用機器の安全管理第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第41問(医用機器の安全管理)の正答は 3 です。MDの入力端子間にあるR₂=1 kΩが人体抵抗の代わりで、電圧測定器の表示を1 kΩで割ると漏れ電流になる(1 mV=1 μA)。
問題
図のMD で電圧測定器の表示値が50 mV を示した。漏れ電流値はどれか。
- 1. 0.5 μA
- 2. 5 μA
- 3. 50 μA ✓
- 4. 0.5 mA
- 5. 5 mA
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.8%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 50 μA
MDの入力端子間にあるR₂=1 kΩが人体抵抗の代わりで、電圧測定器の表示を1 kΩで割ると漏れ電流になる(1 mV=1 μA)。50 mV÷1 kΩ=50 μA。
【各選択肢の解説】
図の読み:入力端子の間にR₂(1 kΩ)、その両端にR₁(10 kΩ)とC₁(0.015 μF)の直列、電圧測定器はC₁の両端につながる。R₁とC₁は遮断周波数 fc=1/(2π×10 kΩ×0.015 μF)≒1.06 kHz の低域通過フィルタで、商用周波数ではC₁の両端の電圧はR₂の両端の電圧とほぼ等しい。
1. 0.5 μA
❌ 誤り。2桁小さい。正しくは 50×10⁻³ V÷1×10³ Ω=50×10⁻⁶ A=50 μA。
❌ 誤り。2桁小さい。正しくは 50×10⁻³ V÷1×10³ Ω=50×10⁻⁶ A=50 μA。
2. 5 μA
❌ 誤り。1桁小さい。正しくは50 μA。
❌ 誤り。1桁小さい。正しくは50 μA。
3. 50 μA
✅ 正しい(=正答)。I=V/R₂=50 mV/1 kΩ=50 μA。R₂が1 kΩなので、mVの数字がそのままμAの数字になる。
✅ 正しい(=正答)。I=V/R₂=50 mV/1 kΩ=50 μA。R₂が1 kΩなので、mVの数字がそのままμAの数字になる。
4. 0.5 mA
❌ 誤り。1桁大きい(=500 μA)。正しくは50 μA。
❌ 誤り。1桁大きい(=500 μA)。正しくは50 μA。
5. 5 mA
❌ 誤り。2桁大きい。正しくは50 μA(=0.05 mA)。
❌ 誤り。2桁大きい。正しくは50 μA(=0.05 mA)。
【試験対策ポイント】
| 素子 | 値 | 役割 |
|---|---|---|
| R₂ | 1 kΩ | 人体抵抗の模擬(漏れ電流=表示電圧÷1 kΩ) |
| R₁・C₁ | 10 kΩ・0.015 μF | 低域通過フィルタ(fc≒1 kHz)=高い周波数ほど感じにくい人体の特性を模擬 |
- 漏れ電流の許容値(JIS T 0601-1:2012):接触電流は正常状態100 μA/単一故障状態500 μA、CF形装着部の患者漏れ電流は正常状態10 μA/単一故障状態50 μA
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