第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第42問
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第42問(医用機器の安全管理)の正答は 3 です。単一故障状態=安全のための手段のうち1つだけが故障した状態。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c ✓
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:3番
初回正答率 68.8%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
単一故障状態=安全のための手段のうち1つだけが故障した状態。JIS T 0601-1の漏れ電流で扱う代表は保護接地線の断線(3Pプラグの接地ピン折損がこれにあたる)と電源導線のいずれか1本の断線の2つ。
【各選択肢の解説】
a.追加保護接地線の断線
❌ 誤り。正しくは、単一故障状態として挙げられている接地の断線は保護接地線の断線であり、3Pプラグの接地ピン折損(b)がそれにあたる。
b.3P プラグの接地ピンの折損
✅ 正しい。接地ピンが折れると機器の保護接地が電源設備の接地から切り離される=保護接地線の断線と同じ状態になる。
c.電源導線のいずれか1 本の断線
✅ 正しい。電源コードの2本の導線のうち1本が切れた状態で、JIS T 0601-1が単一故障状態として扱う。
d.SIP/SOP への外部電圧の印加
❌ 誤り。正しくは、信号入出力部(SIP/SOP)に電圧を加えるのは漏れ電流の測定で別に定められた試験条件であり、単一故障状態の2つ(保護接地線の断線・電源導線1本の断線)には入らない。
e.F 形装着部の患者接続部への外部電圧印加
❌ 誤り。正しくは、F形装着部に電圧を加えるのは患者漏れ電流を測るための試験条件であり、単一故障状態には入らない。
❌ 誤り。aは誤り。正しくはb・c。
❌ 誤り。a・eは誤り。正しくはb・c。
✅ 正しい(=正答)。
❌ 誤り。dは誤り。正しくはb・c。
❌ 誤り。d・eは誤り。正しくはb・c。
【試験対策ポイント】
- 単一故障状態の漏れ電流は「保護接地線の断線」「電源導線1本の断線」で測る
- 3Pプラグの接地ピン折損=保護接地線の断線と同じ扱い
- クラスI機器の安全=基礎絶縁+保護接地の2つの手段。片方が失われた状態が単一故障状態
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