MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第52問

電子工学第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第52問(電子工学)の正答は 1 です。ホール効果の大きい半導体は磁気センサに利用され(a○)、ダイオードはアノードに高電圧を加えると順方向に電流が流れる(b○)。

問題
正しいのはどれか。 a.ホール効果が大きい半導体は磁気センサに利用される。 b.ダイオードのアノードにカソードよりも高い電圧を加えると電流は順方向に流 れる。 c.p 形半導体の多数キャリアは電子である。 d.MOSFET の入力インピーダンスはバイポーラトランジスタに比べて小さい。 e.金属の導電率は温度が高くなると増加する。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — a、b

ホール効果の大きい半導体は磁気センサに利用され(a○)、ダイオードはアノードに高電圧を加えると順方向に電流が流れる(b○)。よって正しい組合せは「a、b」の1番。


【各選択肢の解説】

a. ホール効果が大きい半導体は磁気センサに利用される。

→ ✅正しい。ホール素子(磁気センサ)の原理。

b. ダイオードのアノードにカソードよりも高い電圧を加えると電流は順方向に流れる。

→ ✅正しい。順バイアスの定義。

c. p形半導体の多数キャリアは電子である。

→ ❌誤り。p形の多数キャリアは正孔(ホール)。電子はn形の多数キャリア。

d. MOSFETの入力インピーダンスはバイポーラトランジスタに比べて小さい。

→ ❌誤り。ゲート絶縁のためMOSFETの入力インピーダンスは非常に大きい。

e. 金属の導電率は温度が高くなると増加する。

→ ❌誤り。金属は温度上昇で抵抗増加=導電率は低下(半導体は逆に増加)。

1. a、b ✅ 2. a、e ❌ 3. b、c ❌ 4. c、d ❌ 5. d、e ❌

【試験対策ポイント】

半導体キャリア:n形=電子(多数)、p形=正孔(多数)MOSFETはゲート絶縁→入力インピーダンス大、バイポーラは電流駆動で低め。温度特性:金属は温度上昇で抵抗増(導電率低下)、半導体は逆にキャリア増で導電率上昇。ホール効果=磁界中の電流に生じる横電圧、磁気センサに応用。

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