MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第57問

電子工学第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第57問(電子工学)の正答は 5 です。設問は「誤っているのはどれか」。

問題
振幅変調について誤っているのはどれか。
  1. 1. 搬送波に正弦波が用いられる。
  2. 2. 占有帯域幅は変調波の周波数成分で決まる。
  3. 3. 半波整流回路で復調できる。
  4. 4. 変調度は1 以下に設定する。
  5. 5. 周波数変調に比べ雑音に強い。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 周波数変調に比べ雑音に強い。

設問は「誤っているのはどれか」。振幅変調(AM)は振幅に情報を載せるため雑音(振幅性ノイズ)に弱く、周波数変調(FM)より雑音に弱い。したがって5番の記述は誤りで、これが正答。


【各選択肢の解説】

1. 搬送波に正弦波が用いられる。

→ ✅正しい。搬送波は高周波の正弦波。

2. 占有帯域幅は変調波の周波数成分で決まる。

→ ✅正しい。AMの帯域幅は変調信号の最高周波数の約2倍。

3. 半波整流回路で復調できる。

→ ✅正しい。包絡線検波(ダイオード=半波整流+平滑)で復調できる。

4. 変調度は1以下に設定する。

→ ✅正しい。変調度>1(過変調)は包絡線がつぶれ歪む。

5. 周波数変調に比べ雑音に強い。

→ ❌誤り(=正答)。AMは振幅にノイズが乗りやすく、FMより雑音に弱い。


【試験対策ポイント】

AM(振幅変調):構成が簡単・占有帯域狭い・雑音に弱い・包絡線検波(半波整流)で復調・変調度≦1FM(周波数変調):雑音に強い・占有帯域広い・回路複雑。医用テレメータや通信での使い分けに通じる。「AMは雑音に弱い/FMは強い」が定番の対比。

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