MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第82問

医用機械工学第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第82問(医用機械工学)の正答は 5 です。レイノルズ数 Re=ρvD/μ(ρ:密度、v:平均流速、D:内径、μ:粘性率)。

問題
円管の中を粘性流体が層流で流れている。同じレイノルズ数になるのはどれか。 a.平均流速0.5 倍、円管の長さ2 倍 b.粘性率2 倍、円管の長さ0.5 倍 c.平均流速2 倍、円管の内径2 倍 d.平均流速0.25 倍、円管の内径4 倍 e.粘性率2 倍、円管の内径2 倍
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 35.7%参考値

14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番(d・e)

レイノルズ数 Re=ρvD/μ(ρ:密度、v:平均流速、D:内径、μ:粘性率)。円管の長さは式に入らない。倍率を掛け合わせて1倍になるのはdとe。


【各選択肢の解説】

a.平均流速0.5倍、円管の長さ2倍
❌ 誤り。長さはReに無関係なので、Re=0.5倍に変わる。正しくは、流速を0.5倍にするなら内径を2倍にすれば同じReになる。

b.粘性率2倍、円管の長さ0.5倍
❌ 誤り。粘性率は分母にあるのでRe=1/2倍になり、長さは補わない。正しくは、内径か流速を2倍にすれば同じReになる。

c.平均流速2倍、円管の内径2倍
❌ 誤り。Re=2×2=4倍になる。正しくは、流速と内径の積が1倍のとき同じReになる。

d.平均流速0.25倍、円管の内径4倍
✅ 正しい。Re=0.25×4=1倍で変わらない。

e.粘性率2倍、円管の内径2倍
✅ 正しい。Re=2÷2=1倍で変わらない(粘性率は分母、内径は分子)。

1. a、b
❌ 誤り。a・bは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
2. a、e
❌ 誤り。aは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
3. b、c
❌ 誤り。b・cは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
4. c、d
❌ 誤り。cは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。d・eがいずれも正しい記述である。

【試験対策ポイント】

  • Re=ρvD/μ=vD/ν(ν=μ/ρ:動粘性係数)。慣性力と粘性力の比
  • 分子=密度・流速・内径/分母=粘性率。長さは含まない(長さが効くのはハーゲン・ポアズイユの流量・圧力損失)
  • 円管ではReが約2000〜2300を超えると乱流に移りやすい
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