MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第3問

医学的基礎第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第3問(医学的基礎)の正答は 1 です。アドレナリンは肝グリコーゲン分解と糖新生を促進し、血糖値を上昇させるホルモンである。

問題
糖代謝について誤っているのはどれか。
  1. 1. アドレナリンは血糖値を低下させる。
  2. 2. 解糖とはグルコースがピルビン酸あるいは乳酸まで分解する過程をいう。
  3. 3. 糖新生は主に肝臓で行われる。
  4. 4. グルコースは肝臓でグリコーゲンとして貯蔵される。
  5. 5. 糖質のカロリーは4 kcal/g である。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — アドレナリンは血糖値を低下させる。

アドレナリンは肝グリコーゲン分解と糖新生を促進し、血糖値を上昇させるホルモンである。したがって「低下させる」という記述は誤りで、これが正答。血糖を下げるのはインスリンのみである。


【各選択肢の解説】

1. アドレナリンは血糖値を低下させる。
❌ 誤り。アドレナリンは血糖値を上昇させる。これが正答(誤った記述)。
2. 解糖とはグルコースがピルビン酸あるいは乳酸まで分解する過程をいう。
✅ 正しい。嫌気的条件では乳酸、好気的条件ではピルビン酸に至る。
3. 糖新生は主に肝臓で行われる。
✅ 正しい。肝臓(一部腎臓)でアミノ酸・乳酸などから糖を生成する。
4. グルコースは肝臓でグリコーゲンとして貯蔵される。
✅ 正しい。肝・骨格筋にグリコーゲンとして蓄えられる。
5. 糖質のカロリーは4 kcal/g である。
✅ 正しい。糖質・タンパク質4、脂質9 kcal/g。

【試験対策ポイント】

血糖を下げる=インスリンのみ。上げる=アドレナリン・グルカゴン・コルチゾール・成長ホルモン。栄養素のカロリー糖質4・タンパク質4・脂質9 kcal/gは頻出。

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