MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第22問

血液系第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第22問(血液系)の正答は 1 です。DICは全身の細い血管で凝固が起こり続け、血小板と凝固因子が使い果たされる(消費性凝固障害)。

問題
播種性血管内凝固(DIC)において正しいのはどれか。 a.血小板数減少 b.フィブリノーゲン低値 c.破砕赤血球の出現 d.抗血小板抗体陽性 e.FDP 低値
  1. 1. a、b、c ✓
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番(a・b・c)

DICは全身の細い血管で凝固が起こり続け、血小板と凝固因子が使い果たされる(消費性凝固障害)。できた血栓を溶かす線溶も進むので、分解産物のFDPは上がる。


【各選択肢の解説】

a.血小板数減少
✅ 正しい。全身にできる微小血栓に血小板が使われるため減少する。

b.フィブリノーゲン低値
✅ 正しい。凝固でフィブリンに変えられて消費されるため低下する。

c.破砕赤血球の出現
✅ 正しい。細い血管内に張ったフィブリンの網に赤血球が引っかかって壊れ、破砕赤血球が出る。

d.抗血小板抗体陽性
❌ 誤り。DICの血小板減少は消費によるもので、抗体は関係しない。正しくは、抗血小板抗体が血小板を壊すのは特発性血小板減少性紫斑病(ITP)である。

e.FDP 低値
❌ 誤り。正しくは、線溶が亢進してフィブリン・フィブリノーゲンが分解されるため、FDP・Dダイマーは高値となる。

1. a、b、c
✅ 正しい(=正答)。a・b・cとも正しい記述である。
2. a、b、e
❌ 誤り。eが誤った記述。正しくはa・b・c。
3. a、d、e
❌ 誤り。d・eが誤った記述。正しくはa・b・c。
4. b、c、d
❌ 誤り。dが誤った記述。正しくはa・b・c。
5. c、d、e
❌ 誤り。d・eが誤った記述。正しくはa・b・c。

【試験対策ポイント】

検査DICでの動き理由
血小板数減少消費
PT・APTT延長凝固因子の消費
フィブリノーゲン低下消費
FDP・Dダイマー上昇線溶の亢進
破砕赤血球出現微小血栓で赤血球が壊れる
  • 「消費される物は下がる・時間は延びる・分解産物は上がる」で整理する
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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