MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第21問

消化器系第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第21問(消化器系)の正答は 4 です。急性膵炎では画像上、膵の腫大(腫脹)・浮腫・周囲液体貯留を認める。

問題
急性膵炎について誤っているのはどれか。
  1. 1. 膵組織が自己消化される病態である。
  2. 2. 発症原因として胆石がある。
  3. 3. 血清アミラーゼ値が上昇する。
  4. 4. 画像検査で膵臓の萎縮を認める。
  5. 5. 重症例には持続的血液濾過透析を行う。

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 画像検査で膵臓の萎縮を認める。

急性膵炎では画像上、膵の腫大(腫脹)・浮腫・周囲液体貯留を認める。萎縮は慢性膵炎の所見であり、「萎縮を認める」は誤りでこれが正答。


【各選択肢の解説】

1. 膵組織が自己消化される病態である。
✅ 正しい。活性化した膵酵素による自己消化が本態。
2. 発症原因として胆石がある。
✅ 正しい。胆石とアルコールが二大原因。
3. 血清アミラーゼ値が上昇する。
✅ 正しい。アミラーゼ・リパーゼが上昇する。
4. 画像検査で膵臓の萎縮を認める。
❌ 誤り。急性膵炎では膵腫大を認める(萎縮は慢性膵炎)。これが正答。
5. 重症例には持続的血液濾過透析を行う。
✅ 正しい。重症急性膵炎ではCHDF等の血液浄化を行うことがある。

【試験対策ポイント】

急性膵炎=胆石・アルコールが二大成因、アミラーゼ/リパーゼ↑、CTで膵腫大・液体貯留。重症例はサイトカイン除去目的でCHDF。慢性膵炎は膵の萎縮・石灰化・外分泌機能低下。臨床工学技士は重症例の血液浄化に関与。

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