MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第90問

医用材料第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第90問(医用材料)の正答は 4 です。生体活性材料=骨と直接化学的に結合する材料(ハイドロキシアパタイト・リン酸三カルシウム・バイオガラスなど)。

問題
生体活性材料はどれか。 a.アルミナ b.ジルコニア c.リン酸三カルシウム d.バイオガラス e.パイロライトカーボン
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d ✓
  5. 5. d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%参考値

14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番(c・d)

生体活性材料=骨と直接化学的に結合する材料(ハイドロキシアパタイト・リン酸三カルシウム・バイオガラスなど)。生体不活性材料=骨と結合せず安定して存在する材料(アルミナ・ジルコニア・カーボンなど)。


【各選択肢の解説】

a.アルミナ
❌ 誤り。化学的に安定で骨と結合しない。人工関節の骨頭などに使う。正しくは生体不活性セラミックスである。

b.ジルコニア
❌ 誤り。高強度で安定し、骨と結合しない。正しくは生体不活性セラミックスである。

c.リン酸三カルシウム
✅ 正しい。骨の無機成分に近いリン酸カルシウムで、骨と結合し、徐々に吸収されて骨に置き換わる(β-TCPは吸収性)。

d.バイオガラス
✅ 正しい。表面にアパタイト層をつくって骨と直接結合する。

e.パイロライトカーボン
❌ 誤り。化学的に安定で抗血栓性に優れ、機械弁に使われる。骨と結合する材料ではない。正しくは生体不活性材料である。

1. a、b
❌ 誤り。a・bが誤りの記述である。正しくはc・d。
2. a、e
❌ 誤り。a・eが誤りの記述である。正しくはc・d。
3. b、c
❌ 誤り。bが誤りの記述である。正しくはc・d。
4. c、d
✅ 正しい(=正答)。c・dはどちらも骨と直接結合する生体活性材料である。
5. d、e
❌ 誤り。eが誤りの記述である。正しくはc・d。

【試験対策ポイント】

分類骨との関係例
生体活性化学的に結合ハイドロキシアパタイト・リン酸三カルシウム・バイオガラス
生体不活性結合しないアルミナ・ジルコニア・パイロライトカーボン
生体吸収性吸収されて置き換わるβ-TCP・ポリ乳酸

リン酸三カルシウムは活性と吸収性の両方に入る。

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