MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問

医用材料第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問(医用材料)の正答は 5 です。材料と生体の相互作用は時間で分けて覚える。

問題
材料と生体との相互作用において急性反応はどれか。 a.カプセル化 b.石灰化 c.肉芽形成 d.補体活性化 e.ショック
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 78.6%参考値

14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番(d・e)

材料と生体の相互作用は時間で分けて覚える。血液・組織に触れてすぐに起こる=急性反応(補体活性化・血液凝固・ショックなど)、長期に起こる=慢性反応(カプセル化・石灰化・肉芽形成など)。


【各選択肢の解説】

a.カプセル化
❌ 誤り。異物のまわりを線維性の被膜が包む反応で、時間をかけて進む。正しくは慢性反応である。

b.石灰化
❌ 誤り。埋入材料(人工弁など)にカルシウムが長期にわたって沈着する反応である。正しくは慢性反応である。

c.肉芽形成
❌ 誤り。炎症のあとに線維芽細胞と新生血管が増えてできる組織で、日〜週の単位で進む。正しくは慢性(亜急性〜慢性)の反応である。

d.補体活性化
✅ 正しい。材料表面に血液が触れると短時間で補体系が活性化する(透析膜での一過性の白血球減少など)。

e.ショック
✅ 正しい。材料や溶出物に対するアナフィラキシー様反応などで、接触直後に起こる。

1. a、b
❌ 誤り。a・bが誤りの記述である。正しくはd・e。
2. a、e
❌ 誤り。aが誤りの記述である。正しくはd・e。
3. b、c
❌ 誤り。b・cが誤りの記述である。正しくはd・e。
4. c、d
❌ 誤り。cが誤りの記述である。正しくはd・e。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。d・eはどちらも血液・生体に触れて短時間で起こる反応である。

【試験対策ポイント】

区分主な反応
急性反応補体活性化・血液凝固(血栓)・急性炎症・ショック(アナフィラキシー)
慢性反応カプセル化(被包)・石灰化・肉芽形成・慢性炎症・発癌
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