MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問

医学的基礎第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問(医学的基礎)の正答は 4 です。正しいのはc(T細胞はT細胞レセプタで抗原認識)とd(B細胞は免疫グロブリン産生に関与)。

問題
免疫の仕組みについて正しいのはどれか。 a.自然免疫の主体はリンパ球である。 b.好中球は抗原を取り込み、情報を提示する。 c.T 細胞は細胞表面上のT 細胞レセプタで抗原を認識する。 d.B 細胞は免疫グロブリンの産生に関与する。 e.一次免疫応答ではIgA の産生が主体である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

正しいのはc(T細胞はT細胞レセプタで抗原認識)とd(B細胞は免疫グロブリン産生に関与)。その組合せは選択肢4。


【各選択肢の解説】

a. 自然免疫の主体はリンパ球である。
❌ 誤り。自然免疫の主体は好中球・マクロファージ・NK細胞など。リンパ球(T・B細胞)は獲得免疫の主体。
b. 好中球は抗原を取り込み、情報を提示する。
❌ 誤り。抗原提示の主役は樹状細胞・マクロファージ。好中球は貪食が主で主要な抗原提示細胞ではない。
c. T細胞は細胞表面上のT細胞レセプタで抗原を認識する。
✅ 正しい。T細胞受容体(TCR)がMHC上の抗原ペプチドを認識する。
d. B細胞は免疫グロブリンの産生に関与する。
✅ 正しい。B細胞は形質細胞へ分化し抗体(免疫グロブリン)を産生する。
e. 一次免疫応答ではIgAの産生が主体である。
❌ 誤り。一次応答で最初に増えるのはIgM。再応答(二次)ではIgGが主体となる。

よって正しい記述はc・d → その組合せを持つ選択肢は4番が正答。


【試験対策ポイント】

自然免疫=好中球・マクロファージ・NK・樹状細胞(抗原提示)獲得免疫=T細胞(細胞性・TCR)+B細胞(液性・抗体)。抗体の順=一次応答はIgM先行→二次応答でIgG。IgAは粘膜・分泌液に多い。

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