第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問(医学的基礎)の正答は 4 です。T細胞はT細胞レセプタで抗原を認識し、B細胞は形質細胞になって抗体(免疫グロブリン)をつくる。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d ✓
- 5. d、e
正答:4番
初回正答率 56.4%標準
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
T細胞はT細胞レセプタで抗原を認識し、B細胞は形質細胞になって抗体(免疫グロブリン)をつくる。a・b・eは、自然免疫と獲得免疫の担い手、抗原提示細胞、一次応答の抗体の種類をそれぞれ取り違えている。
【各選択肢の解説】
a.自然免疫の主体はリンパ球である。
❌ 誤り。正しくは、自然免疫の主体は好中球・マクロファージなどの食細胞(ほかにNK細胞など)。T細胞・B細胞などのリンパ球は獲得免疫の主体である。
b.好中球は抗原を取り込み、情報を提示する。
❌ 誤り。好中球は異物を貪食して処理するのが役割である。正しくは、抗原を取り込んでT細胞に提示するのは樹状細胞・マクロファージ・B細胞(抗原提示細胞)。
c.T 細胞は細胞表面上のT 細胞レセプタで抗原を認識する。
✅ 正しい。T細胞レセプタ(TCR)は、抗原提示細胞のMHC分子に載った抗原ペプチドを認識する。
d.B 細胞は免疫グロブリンの産生に関与する。
✅ 正しい。B細胞は抗原の刺激を受けて形質細胞に分化し、抗体(免疫グロブリン)を分泌する。
e.一次免疫応答ではIgA の産生が主体である。
❌ 誤り。正しくは、一次応答で最初につくられるのはIgMで、二次応答ではIgGが主体になる。IgAは唾液・腸管などの粘膜や分泌液に多い。
❌ 誤り。a・bとも誤った記述。正しくはc・d。
❌ 誤り。a・eとも誤った記述。正しくはc・d。
❌ 誤り。bが誤った記述。正しくはc・d。
✅ 正しい(=正答)。2つとも正しい記述である。
❌ 誤り。eが誤った記述。正しくはc・d。
【試験対策ポイント】
| 自然免疫 | 獲得免疫 | |
|---|---|---|
| 主な担い手 | 好中球・マクロファージ・NK細胞 | T細胞(細胞性)・B細胞(液性) |
| 抗原の認識 | 病原体に共通の形 | TCR・抗体で特定の抗原 |
- 抗原提示=樹状細胞・マクロファージ・B細胞
- 抗体=一次応答はIgMが先、二次応答はIgG。粘膜はIgA
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