第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第44問
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第44問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。フェイルセーフは「故障・異常が起きたとき、装置が安全側の状態へ移る」設計。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
初回正答率 63.2%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
フェイルセーフは「故障・異常が起きたとき、装置が安全側の状態へ移る」設計。a(酸素が止まると笑気を止める)とb(断線を検知して出力を止める)が該当する。誤操作を受け付けないフールプルーフ、予備で機能を続ける冗長化とは区別する。
【各選択肢の解説】
a.麻酔器の酸素供給停止時の亜酸化窒素ガス遮断装置
✅ 正しい。酸素の供給圧が下がると亜酸化窒素を自動で遮断し、低酸素ガスの投与という危険側へ進ませない。
b.電気メスの対極板コード断線検知機構
✅ 正しい。対極板回路の断線を検知すると出力を止め、高周波電流が別の経路で流れて熱傷を起こすのを防ぐ。
c.医療ガス配管端末器のピン方式
❌ 誤り。ガスごとにピンの配置を変えて別のガスの器具を差し込めなくする仕組みで、故障時の動作ではない。正しくはフールプルーフ。
d.心電図モニタの不整脈アラーム
❌ 誤り。異常を人に知らせる警報で、装置自体が安全側へ移るわけではない。正しくは警報(監視)機能。
e.IABP 装置のバッテリ搭載
❌ 誤り。電源が途絶えても予備電源で動作を続ける仕組み。正しくは冗長化(フォールトトレランス)。
✅ 正しい(=正答)。どちらも異常時に安全側へ移る。
❌ 誤り。eは冗長化。正しくはa・b。
❌ 誤り。cはフールプルーフ。正しくはa・b。
❌ 誤り。cはフールプルーフ、dは警報。正しくはa・b。
❌ 誤り。dは警報、eは冗長化。正しくはa・b。
【試験対策ポイント】
| 考え方 | 中身 | 例 |
|---|---|---|
| フェイルセーフ | 故障時に安全側へ | 酸素低下で笑気遮断・断線で出力停止 |
| フールプルーフ | 誤操作・誤接続を受け付けない | ピン方式・シュレーダ方式 |
| 冗長化 | 予備で機能を続ける | バッテリ・二重化 |
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