第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第45問
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第45問(医学的基礎)の正答は 3 です。臨床工学技士の業務は、医師の指示の下での生命維持管理装置の操作と保守点検、およびそれに付随する行為に限られる(臨床工学技士法)。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
初回正答率 79.5%やさしい
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
臨床工学技士の業務は、医師の指示の下での生命維持管理装置の操作と保守点検、およびそれに付随する行為に限られる(臨床工学技士法)。気管挿管・輸血のための血管穿刺・ECMO カニューレの挿入は医師の行為で、業務に含まれない。一方、人工呼吸中の喀痰吸引と動脈留置カテーテルからの採血は認められている。
【各選択肢の解説】
a.人工呼吸業務における気管挿管
✅ 正しい(認められていない)。気道確保のための挿管は医師の行為で、臨床工学技士は挿管された回路と人工呼吸器の操作を担う。
b.人工呼吸装置使用時の吸引による喀痰の除去
❌ 誤り。正しくは認められている。人工呼吸器を装着した患者の喀痰吸引は、呼吸器の適正な作動に必要な行為として通知(2010年 医政発0430第1号)で示されている。
c.動脈留置カテーテルからの採血
❌ 誤り。正しくは認められている。人工呼吸器を装着した患者の動脈留置カテーテルからの採血は、同じ通知(2010年)で業務に含まれると示されている。
d.血管への直接穿刺による輸血
✅ 正しい(認められていない)。輸血のために血管を直接穿刺する行為は業務の範囲にない。
e.ECMO 用カニューレの挿入
✅ 正しい(認められていない)。カニューレを血管に挿入するのは医師で、臨床工学技士は挿入後の回路の接続と装置の操作を担う。
❌ 誤り。b・cは認められている。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。bは認められている。正しくはa・d・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも医師の行為である。
❌ 誤り。b・cは認められている。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。cは認められている。正しくはa・d・e。
【試験対策ポイント】
| 行為 | 臨床工学技士 |
|---|---|
| 人工呼吸中の喀痰吸引 | できる |
| 動脈留置カテーテルからの採血 | できる |
| 気管挿管 | できない(医師) |
| ECMO カニューレの挿入 | できない(医師) |
| 輸血のための血管直接穿刺 | できない |
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