MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問

人体の構造と機能第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。図は1本のネフロンで、A=腎小体(糸球体とボーマン嚢)、B=近位尿細管(ボーマン嚢から出てすぐの曲がりくねった部分)、C=ヘンレループ、D=遠位尿細管(糸球体の近くへ戻ってくる部分)、E=集合管。

問題
ネフロンにおいてアミノ酸のほとんどが再吸収される部位はどれか。
第36回午後第8問 図
  1. 1. A
  2. 2. B ✓
  3. 3. C
  4. 4. D
  5. 5. E

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.2%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — B

図は1本のネフロンで、A=腎小体(糸球体とボーマン嚢)、B=近位尿細管(ボーマン嚢から出てすぐの曲がりくねった部分)、C=ヘンレループ、D=遠位尿細管(糸球体の近くへ戻ってくる部分)、E=集合管。アミノ酸とグルコースはほとんどが 近位尿細管 で再吸収される。


【各選択肢の解説】

1. A
❌ 誤り。正しくはAは腎小体で、血液を濾過して原尿をつくる部位。アミノ酸は濾過されて原尿に出る側である。
2. B
✅ 正しい。近位尿細管。Na⁺との共輸送などでアミノ酸・グルコースのほぼ全量が再吸収され、水とNa⁺も大部分がここで再吸収される。
3. C
❌ 誤り。正しくはCはヘンレループで、髄質の浸透圧勾配をつくり尿の濃縮にかかわる部位である。
4. D
❌ 誤り。正しくはDは遠位尿細管で、Na⁺・Ca²⁺の再吸収など量の微調整をする部位である。
5. E
❌ 誤り。正しくはEは集合管で、ADH(バソプレシン)による水の再吸収やアルドステロンによるNa⁺の再吸収を調節する部位である。

【試験対策ポイント】

部位主な働き
腎小体(糸球体・ボーマン嚢)濾過
近位尿細管アミノ酸・グルコースのほぼ全量、水・Na⁺の大部分を再吸収
ヘンレループ浸透圧勾配の形成(尿の濃縮)
遠位尿細管電解質の微調整
集合管ADHで水、アルドステロンでNa⁺を調節

血糖が高く近位尿細管の再吸収の上限を超えると尿糖が出る。

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