第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問
第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。血圧はおおよそ 心拍出量×末梢血管抵抗 で決まる。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 73.7%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
血圧はおおよそ 心拍出量×末梢血管抵抗 で決まる。細動脈の抵抗が増える(d)、交感神経で心拍出量と血管収縮が増える(e)と上昇する。脈圧は収縮期と拡張期の差(c)。
【各選択肢の解説】
a.平均血圧は収縮期血圧と拡張期血圧の加算平均である。
❌ 誤り。正しくは心周期の中で拡張期の時間が長いので、平均血圧≒拡張期血圧+脈圧/3で求め、単純な平均より拡張期血圧に近い。
b.聴診法による血圧測定ではクスマウル音を聴取する。
❌ 誤り。正しくは聴診法で聴くのはコロトコフ音。クスマウルは代謝性アシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシスなど)でみられる深く大きい呼吸の名前。
c.収縮期血圧と拡張期血圧との差が脈圧である。
✅ 正しい。脈圧=収縮期血圧−拡張期血圧。
d.細動脈の血管抵抗増加により上昇する。
✅ 正しい。末梢血管抵抗の大部分は細動脈で決まり、抵抗が増えると血圧は上がる。
e.交感神経興奮により上昇する。
✅ 正しい。心拍数と心収縮力が増えて心拍出量が増え、血管も収縮して抵抗が増えるので血圧が上がる。
❌ 誤り。a・bが誤り。正しくはc・d・eである。
❌ 誤り。a・bが誤り。正しくはc・d・eである。
❌ 誤り。aが誤り。正しくはc・d・eである。
❌ 誤り。bが誤り。正しくはc・d・eである。
✅ 正しい(=正答)。脈圧の定義、末梢抵抗と交感神経による上昇。
【試験対策ポイント】
- 血圧≒心拍出量×末梢血管抵抗
- 平均血圧≒拡張期血圧+脈圧/3
- 聴診法=コロトコフ音/クスマウル=呼吸の型(取り違えのひっかけ)
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