MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第39問

医用機器の安全管理第36回午後

第36回 臨床工学技士国家試験 午後 第39問(医用機器の安全管理)の正答は 2 です。JIS T 1022(病院電気設備の安全基準)で、一般の人工透析室に「設けなければならない」電気設備を選ぶ問題。

問題
JIS T 1022 の規定で一般の人工透析室に設けなければならない電気設備は どれか。 a.保護接地 b.等電位接地 c.非接地配線方式 d.無停電非常電源 e.一般非常電源
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、e

JIS T 1022(病院電気設備の安全基準)で、一般の人工透析室に「設けなければならない」電気設備を選ぶ問題。保護接地(a)と一般非常電源(e)が必須。等電位接地・非接地配線・無停電電源は、心臓カテーテル室等のより高危険区域で要求される。a・eで組合せは2番。


【各選択肢の解説】

a.保護接地
✅ 必要。すべての医用室でクラスI機器の外装接地(保護接地)は基本要件。

b.等電位接地(EPR)
❌ 不要(一般透析室では必須でない)。心臓内直接手技を行うミクロショック領域(心カテ室等)で要求される。

c.非接地配線方式(絶縁変圧器+絶縁監視装置)
❌ 不要。手術室など停電が許されない区域向けで、一般透析室の必須要件ではない。

d.無停電非常電源(瞬時特別非常電源)
❌ 不要。生命維持で瞬断が許されない区域向け。透析室は一般非常電源で対応。

e.一般非常電源
✅ 必要。停電時に自家発電等で電力を供給する非常電源は透析室に必要。

正しい記述はa・e → 組合せは2番。


【試験対策ポイント】

  • 一般透析室の必須=保護接地+一般非常電源
  • 等電位接地・非接地配線・無停電(瞬時特別)電源はミクロショック領域や手術室など高危険区域向け。
  • 非常電源:一般(40秒以内)/特別(40秒以内・長時間)/瞬時特別(無停電・0.5秒以内)。
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