第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第9問
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第9問(人体の構造と機能)の正答は 1 です。aは分泌する臓器を、bはフィードバックの向きを取り違えた記述である。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
初回正答率 56.7%標準
30人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
aは分泌する臓器を、bはフィードバックの向きを取り違えた記述である。成長ホルモンは下垂体前葉から分泌され、バセドウ病では甲状腺ホルモンが多いため負のフィードバックでTSHは低下する。
【各選択肢の解説】
a.成長ホルモンは副腎から分泌される。
❌ 誤り。正しくは下垂体前葉から分泌される。
b.バセドウ病では甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が亢進する。
❌ 誤り。正しくは、TSH受容体を刺激する自己抗体で甲状腺ホルモンが過剰になり、負のフィードバックでTSHは低下する。
c.バソプレッシンは主に腎臓の集合管に作用する。
✅ 正しい。下垂体後葉から分泌され、集合管で水の再吸収を増やす(抗利尿ホルモン)。
d.副甲状腺ホルモン(PTH)は血中カルシウム濃度を上昇させる。
✅ 正しい。骨吸収の促進、腎臓でのCa再吸収とビタミンD活性化の促進で血中Caを上げる。
e.副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は糖質コルチコイドの分泌を亢進する。
✅ 正しい。下垂体前葉のACTHが副腎皮質を刺激し、コルチゾール(糖質コルチコイド)の分泌を増やす。
❌ 誤り(=正答)。a・bとも誤った記述で、設問の「誤っている」組合せに当たる。正しくはa=下垂体前葉から分泌、b=TSHは低下。
✅ eが正しい記述なので、「誤っている」組合せに当たらない(誤りの組はa・b)。
✅ cが正しい記述なので、「誤っている」組合せに当たらない(誤りの組はa・b)。
✅ c・dとも正しい記述で、「誤っている」組合せに当たらない(誤りの組はa・b)。
✅ d・eとも正しい記述で、「誤っている」組合せに当たらない(誤りの組はa・b)。
【試験対策ポイント】
| ホルモン | 分泌部位 | 主な作用 |
|---|---|---|
| 成長ホルモン・TSH・ACTH | 下垂体前葉 | 成長促進/甲状腺刺激/副腎皮質刺激 |
| バソプレッシン | 下垂体後葉 | 集合管で水の再吸収↑ |
| PTH | 副甲状腺 | 血中Ca↑ |
| カルシトニン | 甲状腺 | 血中Ca↓ |
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