第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問
人体の構造と機能第37回午前
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。内尿道括約筋は膀胱頸部の平滑筋で、自律神経(交感神経)に支配される不随意筋である。
問題
誤っているのはどれか。
- 1. 腎盂から膀胱への尿の移動は尿管の蠕動運動による。
- 2. 膀胱の収縮は副交感神経の興奮により生じる。
- 3. 尿意は膀胱壁の伸展により生じる。
- 4. 内尿道括約筋は随意筋である。 ✓
- 5. 前立腺は尿道を取り囲む。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.1%標準
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 内尿道括約筋は随意筋である。
内尿道括約筋は膀胱頸部の平滑筋で、自律神経(交感神経)に支配される不随意筋である。意識して締められるのは骨格筋の外尿道括約筋(陰部神経支配)である。
【各選択肢の解説】
1. 腎盂から膀胱への尿の移動は尿管の蠕動運動による。
✅ 正しい。尿管壁の平滑筋の蠕動で、尿は姿勢に関係なく膀胱へ送られる。
✅ 正しい。尿管壁の平滑筋の蠕動で、尿は姿勢に関係なく膀胱へ送られる。
2. 膀胱の収縮は副交感神経の興奮により生じる。
✅ 正しい。骨盤神経(副交感神経)の興奮で膀胱の排尿筋が収縮し、排尿が起こる。
✅ 正しい。骨盤神経(副交感神経)の興奮で膀胱の排尿筋が収縮し、排尿が起こる。
3. 尿意は膀胱壁の伸展により生じる。
✅ 正しい。尿がたまって膀胱壁が伸びると伸展受容器が興奮し、骨盤神経を通って中枢へ伝わり尿意となる。
✅ 正しい。尿がたまって膀胱壁が伸びると伸展受容器が興奮し、骨盤神経を通って中枢へ伝わり尿意となる。
4. 内尿道括約筋は随意筋である。
❌ 誤り(=正答)。正しくは平滑筋の不随意筋で、交感神経(下腹神経)の働きで収縮して蓄尿を助ける。随意筋は外尿道括約筋である。
❌ 誤り(=正答)。正しくは平滑筋の不随意筋で、交感神経(下腹神経)の働きで収縮して蓄尿を助ける。随意筋は外尿道括約筋である。
5. 前立腺は尿道を取り囲む。
✅ 正しい。前立腺は膀胱の直下で尿道の起始部を取り囲む。そのため前立腺肥大症では尿道が圧迫されて排尿障害が起こる。
✅ 正しい。前立腺は膀胱の直下で尿道の起始部を取り囲む。そのため前立腺肥大症では尿道が圧迫されて排尿障害が起こる。
【試験対策ポイント】
| 神経 | 種類 | 働き |
|---|---|---|
| 骨盤神経 | 副交感 | 排尿筋の収縮=排尿 |
| 下腹神経 | 交感 | 排尿筋の弛緩・内尿道括約筋の収縮=蓄尿 |
| 陰部神経 | 体性 | 外尿道括約筋の収縮(随意) |
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