第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第45問
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第45問(医学的基礎)の正答は 5 です。臨床工学技士の業務は医師の指示の下での生命維持管理装置の操作。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
初回正答率 82.5%やさしい
40人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
臨床工学技士の業務は医師の指示の下での生命維持管理装置の操作。採血は装置や留置されたカテーテルを介したものに限られ、血管への直接穿刺はできない。人工呼吸器装着中の喀痰吸引は通知で業務に含まれると示されている。
【各選択肢の解説】
a.血管へ直接穿刺しての採血
❌ 誤り。直接穿刺の採血は臨床工学技士の業務に含まれない。正しくは留置されたカテーテルなどからの採血だけができる。
b.人工呼吸器装着を目的とした気管挿管
❌ 誤り。気管挿管は臨床工学技士の業務に含まれない。正しくは医師が行い、臨床工学技士は挿管後の人工呼吸器の操作を担う。
c.診断のための検査を目的とした補助行為
❌ 誤り。臨床工学技士法の業務は生命維持管理装置の操作と保守点検である。正しくは診断目的の検査は業務に含まれない(臨床検査技師などの業務)。
d.動脈留置カテーテルからの採血
✅ 正しい。すでに留置された動脈カテーテルからの採血は、血液ガス分析などのために臨床工学技士が行える。
e.人工呼吸器使用時の吸引による喀痰の除去
✅ 正しい。人工呼吸器を装着した患者の喀痰吸引は、呼吸器の操作に伴う行為として業務に含まれる(厚生労働省医政局長通知・2010年)。
❌ 誤り。a・bともできない。正しくはd・e(5番)。
❌ 誤り。aはできない。正しくはd・e(5番)。
❌ 誤り。b・cともできない。正しくはd・e(5番)。
❌ 誤り。cはできない。正しくはd・e(5番)。
✅ 正しい(=正答)。
【試験対策ポイント】
- 業務の骨格=医師の指示の下での生命維持管理装置の操作(身体への血液・気体・薬剤の注入、身体からの血液・気体の抜き取り、電気的刺激の負荷を含む)と保守点検(臨床工学技士法)
- 採血は「留置カテーテルから」は可、「直接穿刺」は不可
- 気管挿管は不可、人工呼吸器装着中の喀痰吸引は可
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