第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第46問
電気工学第37回午前
第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第46問(電気工学)の正答は 4 です。図2の誘電体は上下の電極の間を貫いている=電極面を「誘電体の部分」と「真空の部分」に分けるので、2つのキャパシタの並列になる。
問題
図1のように、真空中に置かれた半径 R の円形の平行平板電極からなるキャパシタの静電容量を C₀ とする。図2のように、この電極間に半径 R/2、比誘電率7の円柱誘電体を隙間なく挿入したときの静電容量 C₁ はどれか。
ただし、電極間距離は変わらず、端部の影響(端効果)は無視できるものとする。
- 1. (4/5)C₀
- 2. (3/2)C₀
- 3. 2C₀
- 4. (5/2)C₀ ✓
- 5. 5C₀
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — (5/2)C₀
図2の誘電体は上下の電極の間を貫いている=電極面を「誘電体の部分」と「真空の部分」に分けるので、2つのキャパシタの並列になる。面積は半径の2乗に比例する点がひっかけ。
計算(C=ε₀εᵣS/d)
- C₀=ε₀·πR²/d
- 誘電体部:面積 π(R/2)²=(1/4)πR²、εᵣ=7 → C_a=7×(1/4)C₀=(7/4)C₀
- 真空部:面積 (3/4)πR² → C_b=(3/4)C₀
- C₁=C_a+C_b=(7/4+3/4)C₀=(10/4)C₀=(5/2)C₀
【各選択肢の解説】
1. (4/5)C₀
❌ 誤り。比誘電率が1より大きい誘電体を入れて容量がC₀より小さくなることはない。正しくは(5/2)C₀。
❌ 誤り。比誘電率が1より大きい誘電体を入れて容量がC₀より小さくなることはない。正しくは(5/2)C₀。
2. (3/2)C₀
❌ 誤り。正しくは誘電体部(7/4)C₀と真空部(3/4)C₀の和で(5/2)C₀。
❌ 誤り。正しくは誘電体部(7/4)C₀と真空部(3/4)C₀の和で(5/2)C₀。
3. 2C₀
❌ 誤り。正しくは(7/4)C₀+(3/4)C₀=(5/2)C₀。
❌ 誤り。正しくは(7/4)C₀+(3/4)C₀=(5/2)C₀。
4. (5/2)C₀
✅ 正しい。半径R/2の部分の面積は全体の1/4。その部分だけ容量が7倍になり、残り3/4は真空のままなので、7×1/4+3/4=5/2。
✅ 正しい。半径R/2の部分の面積は全体の1/4。その部分だけ容量が7倍になり、残り3/4は真空のままなので、7×1/4+3/4=5/2。
5. 5C₀
❌ 誤り。正しくは(5/2)C₀。面積比を1/4でなく半径比の1/2で計算しても 7×1/2+1/2=4C₀ で、5C₀にはならない。
❌ 誤り。正しくは(5/2)C₀。面積比を1/4でなく半径比の1/2で計算しても 7×1/2+1/2=4C₀ で、5C₀にはならない。
【試験対策ポイント】
- 平行平板:C=ε₀εᵣS/d(面積に比例、間隔に反比例)
- 誘電体が電極間を貫く(面積を分ける)→並列/層状に重なる(厚さを分ける)→直列
- 半径1/2 → 面積1/4
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