MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第50問

電気工学第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第50問(電気工学)の正答は 4 です。正弦波は最大値=実効値×√2。

問題
100 Ω の抵抗に周波数60 Hz、実効値 √2 A の正弦波電流を流した。 正しいのはどれか。
  1. 1. 141 W の電力が消費される。
  2. 2. 正弦波電流の振幅は1 A である。
  3. 3. 正弦波電流の周期は20 ms である。
  4. 4. 抵抗両端の電圧の最大値は200 V である。 ✓
  5. 5. 正弦波電流と抵抗両端電圧の位相はπ/2 rad ずれる。

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.9%参考値

21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 抵抗両端の電圧の最大値は200 V である。

正弦波は最大値=実効値×√2。電力の計算には実効値を使い、純抵抗では電圧と電流は同相。

計算

  • 電流の実効値 I=√2 A、最大値=√2×√2=2 A
  • 電圧の実効値 V=IR=√2×100≒141 V、最大値=141×√2=200 V(=2 A×100 Ω)
  • 電力 P=I²R=(√2)²×100=200 W
  • 周期 T=1/60 s≒16.7 ms

【各選択肢の解説】

1. 141 W の電力が消費される。
❌ 誤り。141は電圧の実効値[V]の数値。正しくは P=I²R=2×100=200 W。
2. 正弦波電流の振幅は1 A である。
❌ 誤り。実効値を√2で割った値。正しくは振幅(最大値)=√2×√2=2 A。
3. 正弦波電流の周期は20 ms である。
❌ 誤り。20 msは50 Hzの周期。正しくは60 Hzでは 1/60 s≒16.7 ms。
4. 抵抗両端の電圧の最大値は200 V である。
✅ 正しい。電流の最大値2 Aに抵抗100 Ωをかけて200 V(実効値141 V×√2でも同じ)。
5. 正弦波電流と抵抗両端電圧の位相はπ/2 rad ずれる。
❌ 誤り。π/2のずれはコイル・コンデンサの場合。正しくは抵抗では電流と電圧は同相(位相差0)。

【試験対策ポイント】

素子電流と電圧の位相
抵抗同相
コイル電流が電圧よりπ/2遅れる
コンデンサ電流が電圧よりπ/2進む
  • 最大値=実効値×√2、平均電力は実効値で P=I²R=V²/R
  • 50 Hz→20 ms、60 Hz→約16.7 ms
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