MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第90問

医用材料第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第90問(医用材料)の正答は 2 です。医用材料を生体内に埋植した直後(急性期)に材料表面で起こる局所反応は血栓形成。

問題
医用材料を埋植したときに起こる急性局所反応はどれか。
  1. 1. アナフィラキシー
  2. 2. 血栓形成
  3. 3. 肉芽形成
  4. 4. 器質化
  5. 5. 石灰化

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 血栓形成

医用材料を生体内に埋植した直後(急性期)に材料表面で起こる局所反応は血栓形成。異物表面へのタンパク吸着→血小板粘着・凝固系活性化で血栓が生じる。よって選択肢2が正しい。


【各選択肢の解説】

1. アナフィラキシー
❌ 誤り。全身性の即時型アレルギー反応であり局所反応ではない。
2. 血栓形成
✅ 正しい。埋植直後に材料表面で起こる急性局所反応。
3. 肉芽形成
❌ 誤り。慢性期(数日〜週)の組織反応。
4. 器質化
❌ 誤り。慢性期の線維化・被包化反応。
5. 石灰化
❌ 誤り。長期埋植で生じる慢性反応(人工弁など)。

【試験対策ポイント】

材料埋植の生体反応の時間経過=急性(血栓形成・急性炎症)→慢性(肉芽・線維性被包化・器質化)→長期(石灰化・材料劣化)。血液適合性=抗血栓性が人工血管・人工弁・カテーテルで最重要。組織適合性=炎症・被包化の少なさで評価する。

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