第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問(医学的基礎)の正答は 5 です。プログラムされた細胞死はアポトーシス、凝固壊死はネクローシスの一型、炎症の4徴に出血は入らない。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
初回正答率 52.4%標準
42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
プログラムされた細胞死はアポトーシス、凝固壊死はネクローシスの一型、炎症の4徴に出血は入らない。正しいのは創傷治癒の肉芽組織形成(d)とB細胞による液性免疫(e)。
【各選択肢の解説】
a.プログラムされた細胞死をネクローシスという。
❌ 誤り。正しくは、遺伝子に制御されたプログラム細胞死はアポトーシス。ネクローシスは外的な障害による受動的な細胞死(壊死)。
b.凝固壊死はアポトーシスの一種である。
❌ 誤り。正しくは、凝固壊死はネクローシスの一型(心筋梗塞などで細胞の形が保たれたまま壊死する)。
c.出血は炎症の4 徴の一つである。
❌ 誤り。正しくは、炎症の4徴は発赤・熱感・腫脹・疼痛(ケルスス)で、機能障害を加えて5徴(ガレノス)。出血は含まれない。
d.肉芽組織の形成は創傷治癒過程の第1 相である。
✅ 正しい。創傷が修復される過程を肉芽組織の形成→瘢痕化の順で見ると、肉芽組織の形成が修復の最初の段階にあたる。なお、炎症期を第1相に数える区分(炎症期→増殖期→成熟期)もあり、文献により扱いが分かれる。
e.液性免疫はB 細胞を介する。
✅ 正しい。B細胞が形質細胞に分化して抗体を産生し、体液中の抗体が抗原を処理する。細胞性免疫はT細胞が担う。
❌ 誤り。a・bとも誤り。正しくはd・e。
❌ 誤り。aは誤り(プログラム細胞死はアポトーシス)。正しくはd・e。
❌ 誤り。b・cとも誤り。正しくはd・e。
❌ 誤り。cは誤り(出血は炎症の4徴に入らない)。正しくはd・e。
✅ 正しい(=正答)。公式正答で正しいとされる2つの組合せである。
【試験対策ポイント】
| アポトーシス | ネクローシス | |
|---|---|---|
| 性質 | プログラムされた細胞死 | 障害による受動的な死 |
| 炎症 | 伴わない | 伴う |
免疫:液性=B細胞・抗体/細胞性=T細胞。
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