第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問
人体の構造と機能第37回午後
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問(人体の構造と機能)の正答は 3 です。冠動脈、特に左冠動脈の血流は、心筋が弛緩する拡張期に多く流れる。
問題
冠循環について誤っているのはどれか。
- 1. 運動時に増大する。
- 2. 心筋への栄養供給を担う。
- 3. 主に収縮期に血流がある。 ✓
- 4. 狭心症の発症に関与する。
- 5. 心拍出量の約5 %を占める。
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 主に収縮期に血流がある。
冠動脈、特に左冠動脈の血流は、心筋が弛緩する拡張期に多く流れる。収縮期は心筋が収縮して心筋内の血管を圧迫するため、血流が減る。
【各選択肢の解説】
1. 運動時に増大する。
✅ 正しい。運動で心筋の酸素需要が増えると冠血管が拡張し、冠血流量は数倍に増える。
✅ 正しい。運動で心筋の酸素需要が増えると冠血管が拡張し、冠血流量は数倍に増える。
2. 心筋への栄養供給を担う。
✅ 正しい。心臓は内腔の血液から直接栄養を受けられないため、冠循環が心筋に酸素と栄養を送る。
✅ 正しい。心臓は内腔の血液から直接栄養を受けられないため、冠循環が心筋に酸素と栄養を送る。
3. 主に収縮期に血流がある。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、冠血流は主に拡張期に流れる。収縮期は心筋内圧が上がり血管が圧迫される。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、冠血流は主に拡張期に流れる。収縮期は心筋内圧が上がり血管が圧迫される。
4. 狭心症の発症に関与する。
✅ 正しい。冠動脈の狭窄や攣縮で心筋への血流が不足すると、心筋虚血として狭心症が起こる。
✅ 正しい。冠動脈の狭窄や攣縮で心筋への血流が不足すると、心筋虚血として狭心症が起こる。
5. 心拍出量の約5 %を占める。
✅ 正しい。安静時の冠血流量は約250 mL/分前後で、心拍出量の約5%にあたる。
✅ 正しい。安静時の冠血流量は約250 mL/分前後で、心拍出量の約5%にあたる。
【試験対策ポイント】
- 冠血流は拡張期優位(左冠動脈で顕著)
- 頻脈で拡張期が短くなると冠灌流は減る
- 心筋は安静時から酸素摂取率が高い→需要の増加には血流の増加で応える
- IABPは拡張期にバルーンを膨らませ、冠血流を増やす
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