MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問

生体電気・磁気計測第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問(生体電気・磁気計測)の正答は 2 です。電極と皮膚の接触インピーダンスは接触面積に反比例し、面積を広くすると低下する。

問題
生体電気計測に用いられる電極について誤っているのはどれか。
  1. 1. 生体内イオン電流を電子電流へ変換する。
  2. 2. 皮膚との接触面積を広くすると接触インピーダンスが上昇する。
  3. 3. 電極ペーストは皮膚との接触インピーダンスを下げる。
  4. 4. 銀-塩化銀電極は不分極電極である。
  5. 5. X 線はカーボン電極を透過する。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 皮膚との接触面積を広くすると接触インピーダンスが上昇する。

電極と皮膚の接触インピーダンスは接触面積に反比例し、面積を広くすると低下する。したがって「上昇する」とする2は誤りで、これが正答。他の記述は電極の性質として正しい。


【各選択肢の解説】

1. 生体内イオン電流を電子電流へ変換する。
✅ 正しい。電極−電解質界面でイオン電流を電子電流に変換する。
2. 皮膚との接触面積を広くすると接触インピーダンスが上昇する。
❌ 誤り。接触インピーダンスは面積に反比例し、面積を広くすると低下する。設問は誤りを問うので、これが正答。
3. 電極ペーストは皮膚との接触インピーダンスを下げる。
✅ 正しい。電解質ペーストが界面の抵抗を下げ、雑音を減らす。
4. 銀-塩化銀電極は不分極電極である。
✅ 正しい。Ag-AgCl電極は分極が小さく、生体電気計測の標準電極。
5. X線はカーボン電極を透過する。
✅ 正しい。カーボン電極はX線透過性が高く、撮影時のアーチファクトが少ない。

【試験対策ポイント】

生体電極の要点不分極電極(Ag-AgCl)が基準で、分極電圧・雑音が小さい。接触インピーダンスは面積に反比例(大きい電極ほど低い)、電解質ペーストで低下。カーボン電極はX線透過性・MRI対応で画像検査と併用できる。基線動揺の主因は電極−皮膚界面の変動。

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