第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第43問
システム工学第37回午後
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第43問(システム工学)の正答は 5 です。「どちらかが測定できればよい」ので並列系の信頼度を求める。
問題
信頼度0.90 の心拍計と信頼度0.80 の脈拍計を同時に使用した。このときの心拍数、脈拍数のどちらかが測定できる信頼度はどれか。
- 1. 0.72
- 2. 0.80
- 3. 0.85
- 4. 0.94
- 5. 0.98 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 0.98
「どちらかが測定できればよい」ので並列系の信頼度を求める。両方が同時に故障する確率は(1−0.90)×(1−0.80)=0.02なので、信頼度は1−0.02=0.98となる。
【計算】
- 並列系の信頼度 R=1 −(1 − R₁)(1 − R₂)
- R=1 −(1 − 0.90)(1 − 0.80)=1 − 0.10 × 0.20=1 − 0.02=0.98
【各選択肢の解説】
1. 0.72
❌ 誤り。0.90 × 0.80=0.72は両方が正常なときだけ動く直列系の値。正しくは並列系なので0.98。
❌ 誤り。0.90 × 0.80=0.72は両方が正常なときだけ動く直列系の値。正しくは並列系なので0.98。
2. 0.80
❌ 誤り。信頼度の低い方の脈拍計の値そのもの。正しくは2台を並列で使うと単体より高い0.98になる。
❌ 誤り。信頼度の低い方の脈拍計の値そのもの。正しくは2台を並列で使うと単体より高い0.98になる。
3. 0.85
❌ 誤り。2つの信頼度の平均の値。正しくは1 −(1 − R₁)(1 − R₂)=0.98。
❌ 誤り。2つの信頼度の平均の値。正しくは1 −(1 − R₁)(1 − R₂)=0.98。
4. 0.94
❌ 誤り。並列系の式に当てはまらない値。正しくは0.98。
❌ 誤り。並列系の式に当てはまらない値。正しくは0.98。
5. 0.98
✅ 正しい(=正答)。片方が故障してももう片方で測れるため、単体のどちらよりも信頼度が高くなる。
✅ 正しい(=正答)。片方が故障してももう片方で測れるため、単体のどちらよりも信頼度が高くなる。
【試験対策ポイント】
| 構成 | 動く条件 | 信頼度 |
|---|---|---|
| 直列系 | 全部が正常 | R₁ × R₂ |
| 並列系 | どれか1つが正常 | 1 −(1 − R₁)(1 − R₂) |
並列系の信頼度は、構成要素のどれよりも高くなる。
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