MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第50問

電気工学第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第50問(電気工学)の正答は 2 です。図の回路は抵抗10 Ωを直列に、コンデンサ5.3 μFを出力側に並列に置いたRC低域通過フィルタである。

問題
図の回路の周波数特性をグラフに示す。遮断周波数を示すのはどれか。
第37回午後第50問 図
  1. 1. ア
  2. 2. イ ✓
  3. 3. ウ
  4. 4. エ
  5. 5. オ

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 35.3%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — イ

図の回路は抵抗10 Ωを直列に、コンデンサ5.3 μFを出力側に並列に置いたRC低域通過フィルタである。遮断周波数は電圧比が1/√2(≒0.707、−3 dB)になる周波数で、グラフで電圧比0.7の破線と曲線が交わる約3 kHzの「イ」が当たる。


【計算】

  • fc=1/(2πRC)=1/(2π × 10 Ω × 5.3 × 10⁻⁶ F)≒ 3.0 × 10³ Hz=約3 kHz
  • fcでの電圧比=1/√2 ≒ 0.707(20 log₁₀ 0.707 ≒ −3 dB)

【各選択肢の解説】

1. ア
❌ 誤り。約1 kHzで電圧比は約0.95で、まだ通過域に近い。正しくは遮断周波数は電圧比0.707の点。
2. イ
✅ 正しい(=正答)。電圧比約0.7・約3 kHzの点で、fc=1/(2πRC)の計算値と一致する。
3. ウ
❌ 誤り。電圧比0.5(約−6 dB)の点。正しくは遮断周波数は電圧比0.707(−3 dB)の点。
4. エ
❌ 誤り。約10 kHzで電圧比は約0.29。正しくは遮断周波数は電圧比0.707の点。
5. オ
❌ 誤り。約30 kHzで電圧比は約0.1(−20 dB)。正しくは遮断周波数は電圧比0.707の点。

【試験対策ポイント】

  • 遮断周波数=電圧比1/√2(−3 dB)=電力が半分になる点
  • RC回路:fc=1/(2πRC)、RL回路:fc=R/(2πL)
  • 1次の低域通過フィルタは遮断周波数より高い所で、周波数が10倍になるごとに約−20 dB下がる
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