MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第56問

電気工学第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第56問(電気工学)の正答は 5 です。アンテナに関して正しいものを問う問題。

問題
正しいのはどれか。
  1. 1. ダイポールアンテナは送信専用である。
  2. 2. パターンアンテナは小型化が困難である。
  3. 3. ロッドアンテナは指向性がある。
  4. 4. チップアンテナは小型になるほど高感度となる。
  5. 5. ダイバーシティアンテナはフェージング対策に優れている。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — ダイバーシティアンテナはフェージング対策に優れている。

アンテナに関して正しいものを問う問題。複数アンテナで受信状態の良い信号を選択・合成するダイバーシティ方式は、電波のフェージング(干渉による受信レベル変動)に強い。正答は5。


【各選択肢の解説】

1. ダイポールアンテナは送信専用である。
❌ 誤り。ダイポールは送受信の両方に使える基本アンテナ。
2. パターンアンテナは小型化が困難である。
❌ 誤り。基板上に導体パターンで形成でき小型化に適する。
3. ロッドアンテナは指向性がある。
❌ 誤り。棒状ロッドアンテナは概ね無指向性
4. チップアンテナは小型になるほど高感度となる。
❌ 誤り。小型化すると一般に利得・感度は低下する。
5. ダイバーシティアンテナはフェージング対策に優れている。
✅ 正しい。複数経路の信号から良好なものを選び受信品質を安定化する。

【試験対策ポイント】

フェージング=マルチパス等による受信レベルの時間変動。対策の代表がダイバーシティ受信(空間・偏波ダイバーシティ)。医用テレメータの安定受信にも通じる。ダイポール=送受信可、ロッド=無指向性、小型化=利得低下、という各アンテナの基本性質を整理。

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