MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第56問

電気工学第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第56問(電気工学)の正答は 5 です。フェージングは、反射などで複数の経路を通った電波が干渉し、受信レベルが時間・場所で変動する現象。

問題
正しいのはどれか。
  1. 1. ダイポールアンテナは送信専用である。
  2. 2. パターンアンテナは小型化が困難である。
  3. 3. ロッドアンテナは指向性がある。
  4. 4. チップアンテナは小型になるほど高感度となる。
  5. 5. ダイバーシティアンテナはフェージング対策に優れている。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.9%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — ダイバーシティアンテナはフェージング対策に優れている。

フェージングは、反射などで複数の経路を通った電波が干渉し、受信レベルが時間・場所で変動する現象。複数のアンテナで受信し、良い方を選ぶ・合成するダイバーシティはその代表的な対策である。


【各選択肢の解説】

1. ダイポールアンテナは送信専用である。
❌ 誤り。アンテナは送信と受信で同じ特性をもつ(可逆性)。正しくはダイポールアンテナは送受信の両方に使う基本アンテナである。
2. パターンアンテナは小型化が困難である。
❌ 誤り。パターンアンテナはプリント基板上の導体パターンで作る。正しくは小型化しやすく、無線機器の内蔵アンテナに使われる。
3. ロッドアンテナは指向性がある。
❌ 誤り。棒状のロッドアンテナは棒の軸のまわりのどの向きにも同じように電波を出し入れする。正しくは水平面内で無指向性である。
4. チップアンテナは小型になるほど高感度となる。
❌ 誤り。アンテナは波長に比べて小さくなるほど効率・利得が下がる。正しくは小型になるほど感度は低下する。
5. ダイバーシティアンテナはフェージング対策に優れている。
✅ 正しい。離して置いた複数のアンテナが同時に落ち込むことは少ないので、受信状態の良いアンテナの信号を使えば受信レベルの変動を抑えられる。

【試験対策ポイント】

アンテナ押さえる性質
ダイポール送受信両用の基本形
ロッド水平面内で無指向性
パターン・チップ小型・内蔵向き。小さいほど感度は下がる
ダイバーシティ複数アンテナでフェージング対策
  • 医用テレメータでも、受信の途切れ対策にダイバーシティ受信が使われる
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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