MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第6問

人体の構造と機能第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第6問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。ゴルジ体の主な働きは、小胞体から届いたタンパク質の修飾(糖鎖の付加など)・選別・輸送・分泌である。

問題
細胞小器官について誤っているのはどれか。
  1. 1. 核内にはDNA が存在する。
  2. 2. ミトコンドリアはATP を生成する。
  3. 3. 滑面小胞体はカルシウムを貯蔵する。
  4. 4. ライソゾームは不要な物質を分解する。
  5. 5. ゴルジ体は脂質の分解や合成を担う。 ✓

正答:5番

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初回正答率 58.8%標準

34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — ゴルジ体は脂質の分解や合成を担う。

ゴルジ体の主な働きは、小胞体から届いたタンパク質の修飾(糖鎖の付加など)・選別・輸送・分泌である。脂質合成の主な場は滑面小胞体、不要物の分解はライソゾームであり、5が誤り。


【各選択肢の解説】

1. 核内にはDNAが存在する。
✅ 正しい。遺伝情報を担うDNAはヒストンと結合したクロマチンとして核内にあり、ここでRNAへの転写が行われる。
2. ミトコンドリアはATPを生成する。
✅ 正しい。クエン酸回路と電子伝達系(酸化的リン酸化)で、細胞のATPの大部分を作る。
3. 滑面小胞体はカルシウムを貯蔵する。
✅ 正しい。滑面小胞体はCa²⁺を蓄え、骨格筋では筋小胞体として収縮のためのCa²⁺を放出・回収する。
4. ライソゾームは不要な物質を分解する。
✅ 正しい。内部に酸性の加水分解酵素を持ち、取り込んだ異物や古くなった細胞内成分を分解する。
5. ゴルジ体は脂質の分解や合成を担う。
❌ 誤り(=正答)。正しくはゴルジ体はタンパク質の修飾・選別・分泌を担い、脂質合成の主な場は滑面小胞体、物質の分解はライソゾームである。

【試験対策ポイント】

小器官主な機能
核DNAの保持・転写
ミトコンドリアATP産生
粗面小胞体タンパク質合成(リボソーム付着)
滑面小胞体脂質合成・Ca²⁺貯蔵・解毒
ゴルジ体タンパク質の修飾・選別・分泌
ライソゾーム加水分解酵素による分解
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