MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第52問

電気工学第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第52問(電気工学)の正答は 5 です。電線の抵抗は R=ρL/S(ρ:抵抗率、L:長さ、S:断面積)。

問題
常温において正しいのはどれか。
  1. 1. 純水は導体とみなせる。
  2. 2. 銅よりも金の抵抗率は小さい。
  3. 3. 物質の導電率は電流に比例する。
  4. 4. 電流密度は物質の抵抗値に比例する。
  5. 5. 電線の抵抗値は断面積に反比例する。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 52%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 電線の抵抗値は断面積に反比例する。

電線の抵抗は R=ρL/S(ρ:抵抗率、L:長さ、S:断面積)。長さに比例し、断面積に反比例する。抵抗率・導電率は物質で決まる値で、電流の大小では変わらない。


【各選択肢の解説】

1. 純水は導体とみなせる。
❌ 誤り。純水は電気を運ぶイオンがごくわずかで、電気をほとんど通さない。正しくは純水は絶縁体に近く、水が電気を通すのは溶けたイオン(不純物)のため。
2. 銅よりも金の抵抗率は小さい。
❌ 誤り。抵抗率は銅 約1.7×10⁻⁸ Ω·m、金 約2.4×10⁻⁸ Ω·m。正しくは金の方が抵抗率は大きい(銅の方が電気を通しやすい)。
3. 物質の導電率は電流に比例する。
❌ 誤り。正しくは導電率(抵抗率の逆数)は物質と温度で決まる値で、流れる電流の大きさには依存しない。
4. 電流密度は物質の抵抗値に比例する。
❌ 誤り。電流密度 J=σE=E/ρ。正しくは同じ電界なら抵抗率に反比例する(電気を通しにくいほど電流密度は小さい)。
5. 電線の抵抗値は断面積に反比例する。
✅ 正しい。R=ρL/S より、断面積が2倍なら抵抗は1/2になる(電流の通り道が広がるため)。

【試験対策ポイント】

  • R=ρL/S、導電率 σ=1/ρ、J=σE(オームの法則の微視形)
  • 常温の抵抗率の小さい順:銀<銅<金<アルミニウム
  • 金属は温度が上がると抵抗率が増え、半導体は減る
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