第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第53問
電子工学第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第53問(電子工学)の正答は 5 です。サーモカメラ(赤外線サーモグラフィ)は、物体が自分の温度に応じて自ら放射している赤外線を検出して温度分布を画像にする。
問題
正しいのはどれか。
- 1. LED 光はコヒーレント光である。
- 2. 太陽電池のエネルギー変換効率は75~80%である。
- 3. フォトカプラは動脈血酸素飽和度計測のセンサに用いられる。
- 4. フォトダイオードに順方向電圧を印加して受光素子とする。
- 5. サーモカメラでの撮影には外部の光源は不要である。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — サーモカメラでの撮影には外部の光源は不要である。
サーモカメラ(赤外線サーモグラフィ)は、物体が自分の温度に応じて自ら放射している赤外線を検出して温度分布を画像にする。照らした光の反射を撮るのではないので、外部の光源はいらない。
【各選択肢の解説】
1. LED 光はコヒーレント光である。
❌ 誤り。LED は自然放出による発光で、位相のそろわない非コヒーレント光。正しくはコヒーレント光を出すのはレーザ。
❌ 誤り。LED は自然放出による発光で、位相のそろわない非コヒーレント光。正しくはコヒーレント光を出すのはレーザ。
2. 太陽電池のエネルギー変換効率は75~80%である。
❌ 誤り。正しくは実用の太陽電池の変換効率はおよそ 20% 前後で、75~80% は大きすぎる。
❌ 誤り。正しくは実用の太陽電池の変換効率はおよそ 20% 前後で、75~80% は大きすぎる。
3. フォトカプラは動脈血酸素飽和度計測のセンサに用いられる。
❌ 誤り。フォトカプラは発光素子と受光素子を1つに封じ、電気信号を光で絶縁して伝える部品。正しくはパルスオキシメータのセンサは赤色光・赤外光の LED と、生体を透過した光を受けるフォトダイオード。
❌ 誤り。フォトカプラは発光素子と受光素子を1つに封じ、電気信号を光で絶縁して伝える部品。正しくはパルスオキシメータのセンサは赤色光・赤外光の LED と、生体を透過した光を受けるフォトダイオード。
4. フォトダイオードに順方向電圧を印加して受光素子とする。
❌ 誤り。正しくはフォトダイオードは逆方向電圧(逆バイアス)をかけて、光の量に比例して流れる電流を取り出す。
❌ 誤り。正しくはフォトダイオードは逆方向電圧(逆バイアス)をかけて、光の量に比例して流れる電流を取り出す。
5. サーモカメラでの撮影には外部の光源は不要である。
✅ 正しい。物体自身が放射する赤外線を受けるため、暗い所でも撮影できる。
✅ 正しい。物体自身が放射する赤外線を受けるため、暗い所でも撮影できる。
【試験対策ポイント】
| 素子 | 原理・使い方 |
|---|---|
| LED | 非コヒーレント光 |
| レーザ | コヒーレント光 |
| フォトダイオード | 逆バイアスで受光 |
| フォトカプラ | 光で信号を絶縁伝送 |
| サーモグラフィ | 物体自身の赤外線放射を検出 |
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