第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問
生体物理・化学現象の計測第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 1 です。カプノメータは、CO₂ が赤外光(波長約4.3 µm)を吸収する性質を使って呼気中の CO₂ 濃度を測る。
問題
メインストリーム方式のカプノメータについて誤っているのはどれか。
- 1. プローブには赤色光の光源を使用している。 ✓
- 2. アダプタが死腔となる。
- 3. サイドストリーム方式に比べて応答が速い。
- 4. セルの汚れや水滴の付着により測定誤差を生じる。
- 5. ICU などでの長期間の人工呼吸管理に使用される。
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — プローブには赤色光の光源を使用している。
カプノメータは、CO₂ が赤外光(波長約4.3 µm)を吸収する性質を使って呼気中の CO₂ 濃度を測る。赤色光を使うのはパルスオキシメータで、光源の取り違えが誤り。
【各選択肢の解説】
1. プローブには赤色光の光源を使用している。
❌ 誤り(=正答)。赤色光(約660 nm)と赤外光を使うのはパルスオキシメータである。正しくはカプノメータの光源は赤外光で、CO₂ による赤外光の吸収量から濃度を求める。
❌ 誤り(=正答)。赤色光(約660 nm)と赤外光を使うのはパルスオキシメータである。正しくはカプノメータの光源は赤外光で、CO₂ による赤外光の吸収量から濃度を求める。
2. アダプタが死腔となる。
✅ 正しい。メインストリーム方式は気管チューブと呼吸回路の間に測定用アダプタ(セル)をはさむため、その容積の分だけ機械的死腔が増える。
✅ 正しい。メインストリーム方式は気管チューブと呼吸回路の間に測定用アダプタ(セル)をはさむため、その容積の分だけ機械的死腔が増える。
3. サイドストリーム方式に比べて応答が速い。
✅ 正しい。気道の位置でそのまま測るので、ガスを細いチューブで本体まで吸引する時間の遅れがない。
✅ 正しい。気道の位置でそのまま測るので、ガスを細いチューブで本体まで吸引する時間の遅れがない。
4. セルの汚れや水滴の付着により測定誤差を生じる。
✅ 正しい。セルが気道の近くにあり、分泌物や呼気の結露が窓に付くと赤外光の通り方が変わって誤差になる。
✅ 正しい。セルが気道の近くにあり、分泌物や呼気の結露が窓に付くと赤外光の通り方が変わって誤差になる。
5. ICU などでの長期間の人工呼吸管理に使用される。
✅ 正しい。挿管下の患者で、呼気 CO₂ を連続して監視するのに用いる。
✅ 正しい。挿管下の患者で、呼気 CO₂ を連続して監視するのに用いる。
【試験対策ポイント】
| 項目 | メインストリーム | サイドストリーム |
|---|---|---|
| 測る場所 | 気道(アダプタ) | ガスを吸引して本体で |
| 応答 | 速い | 遅れがある |
| 死腔 | 増える | ほとんど増えない |
| 非挿管患者 | 使いにくい | 使える |
- CO₂ =赤外光の吸収/SpO₂ =赤色光+赤外光、と光で見分ける
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