MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第90問

医用材料第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第90問(医用材料)の正答は 3 です。医療機器と材料の適切な組合せを問う。

問題
医療機器とその材料との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 人工弁弁葉 ステンレス鋼
  2. 2. 人工肺用ガス交換膜 ポリスルフォン
  3. 3. ガイドワイヤ ニッケル・チタン合金
  4. 4. 人工歯根 高密度ポリエチレン
  5. 5. 血液透析膜 ポリジメチルシロキサン

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — ガイドワイヤ:ニッケル・チタン合金

医療機器と材料の適切な組合せを問う。ガイドワイヤには超弾性・形状記憶をもつニッケル・チタン合金(ニチノール)が用いられる。したがって正しいのは3番。


【各選択肢の解説】

1. 人工弁弁葉 — ステンレス鋼
❌ 誤り。機械弁の弁葉にはパイロライトカーボン(熱分解炭素)、生体弁には心膜等を用いる。
2. 人工肺用ガス交換膜 — ポリスルフォン
❌ 誤り。人工肺の膜はポリプロピレンやポリメチルペンテン(PMP)。ポリスルフォンは透析膜。
3. ガイドワイヤ — ニッケル・チタン合金
✅ 正しい。超弾性・形状記憶をもつニチノールは屈曲追従性に優れガイドワイヤに適する。
4. 人工歯根 — 高密度ポリエチレン
❌ 誤り。人工歯根(インプラント)はチタンが主。
5. 血液透析膜 — ポリジメチルシロキサン
❌ 誤り。透析膜はセルロース系やポリスルフォン等。ポリジメチルシロキサン(シリコーン)は酸素透過性が高く人工肺関連に用いる。

【試験対策ポイント】

材料と用途の鉄板組合せ:機械弁弁葉=パイロライトカーボン人工肺膜=PP/PMP透析膜=ポリスルフォン/セルロースガイドワイヤ・ステント=Ni-Ti(ニチノール)人工歯根・骨接合=チタン人工関節摺動面=超高分子量ポリエチレン

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