MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第66問

呼吸器系第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第66問(呼吸器系)の正答は 2 です。睡眠時無呼吸症候群の診断と重症度の評価には、睡眠中の脳波・呼吸・酸素飽和度などを一晩記録する終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行う。

問題
睡眠時無呼吸症候群(SAS)について正しいのはどれか。
  1. 1. 貧血の原因となる。
  2. 2. 睡眠時無呼吸の評価のために終夜睡眠ポリグラフ検査を行う。 ✓
  3. 3. 無呼吸・低呼吸が1 時間あたり20 回だと重症に分類される。
  4. 4. 重症の場合、まずマウスピースによる治療が試みられる。
  5. 5. 扁桃肥大がある場合、外科手術による改善は期待できない。

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77.8%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 睡眠時無呼吸の評価のために終夜睡眠ポリグラフ検査を行う。

睡眠時無呼吸症候群の診断と重症度の評価には、睡眠中の脳波・呼吸・酸素飽和度などを一晩記録する終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行う。重症度は1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数(AHI)で分ける。


【各選択肢の解説】

1. 貧血の原因となる。
❌ 誤り。夜間のくり返す低酸素血症でエリスロポエチンが増える。正しくは赤血球が増える多血症の原因となる。
2. 睡眠時無呼吸の評価のために終夜睡眠ポリグラフ検査を行う。
✅ 正しい(=正答)。睡眠の状態と呼吸を同時に記録できるので、無呼吸・低呼吸の回数と種類(閉塞性か中枢性か)を評価できる。
3. 無呼吸・低呼吸が1 時間あたり20 回だと重症に分類される。
❌ 誤り。AHI 20回は中等症。正しくは重症はAHI 30以上(米国睡眠医学会の基準)。
4. 重症の場合、まずマウスピースによる治療が試みられる。
❌ 誤り。マウスピース(口腔内装置)は軽症〜中等症で用いる。正しくは重症の閉塞性SASではCPAP(持続陽圧呼吸療法)が第一選択。
5. 扁桃肥大がある場合、外科手術による改善は期待できない。
❌ 誤り。扁桃肥大で上気道が狭くなっている場合、正しくは扁桃摘出術で改善が期待できる(特に小児)。

【試験対策ポイント】

AHI(回/時)重症度
5以上15未満軽症
15以上30未満中等症
30以上重症

(米国睡眠医学会の基準)。治療は重症の閉塞性ならCPAP、軽〜中等症で口腔内装置、扁桃肥大などの形の原因があれば手術。合併症は多血症・高血圧・心血管疾患・日中の眠気。

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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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