第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第79問
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第79問(血液浄化療法装置)の正答は 1 です。アフェレシスは、血漿の分け方(遠心か膜か)、血漿をどう処理するか(捨てる・ふるう・吸着する)、全血をそのまま流すか、で整理する。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
初回正答率 30%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
アフェレシスは、血漿の分け方(遠心か膜か)、血漿をどう処理するか(捨てる・ふるう・吸着する)、全血をそのまま流すか、で整理する。エンドトキシン吸着は全血を吸着筒に流す直接血液灌流である。
【各選択肢の解説】
a.血漿分離法としては遠心分離法と膜分離法がある。
✅ 正しい。比重の差で分ける遠心分離と、膜の孔で血球と血漿を分ける膜分離がある。
b.二重濾過血漿分離法には置換液としてアルブミン製剤を使用する。
✅ 正しい。二次膜で大分子とともに一部のアルブミンも失われるため、アルブミン液で補う。
c.LDL アフェレシスは家族性高コレステロール血症に適応がある。
✅ 正しい。薬で下がりきらないLDLコレステロールを吸着で除く代表的な適応である。
d.膜型血漿分離法ではアデニン加クエン酸ブドウ糖液を抗凝固薬として用いる。
❌ 誤り。ACD液は主に遠心分離法で使う。正しくは膜型ではヘパリンやナファモスタットを使う。
e.エンドトキシン吸着は血漿吸着療法である。
❌ 誤り。正しくは全血を吸着筒に流す直接血液灌流(血液吸着)である。
✅ 正しい(=正答)。
❌ 誤り。eが誤り。正しくはa・b・c(選択肢1)。
❌ 誤り。d・eが誤り。正しくはa・b・c。
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・b・c。
❌ 誤り。d・eが誤り。正しくはa・b・c。
【試験対策ポイント】
| 方法 | 血漿の扱い | 置換液 |
|---|---|---|
| 単純血漿交換 | 全部捨てる | 新鮮凍結血漿・アルブミン |
| 二重濾過血漿分離 | 二次膜で大分子を除く | アルブミン |
| 血漿吸着(LDL吸着など) | 吸着して戻す | 不要 |
| 直接血液灌流(エンドトキシン吸着など) | 全血を吸着筒へ | 不要 |
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