MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第82問

医用機械工学第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第82問(医用機械工学)の正答は 2 です。引っ張ると長さ方向に伸び、横方向は縮む(ポアソン効果)。

問題
図のような長さ L、断面積 A のステンレス棒の両端を力 F で引っ張ったとき、棒の長さが ΔL 伸びた。正しいのはどれか。 a.A は小さくなる。 b.応力は A に比例する。 c.長さ方向のひずみは ΔL である。 d.ひずみを応力で除したものを弾性率という。 e.フックの法則が成り立つとき、F と ΔL は比例する。
第38回午後第82問 図
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e ✓
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番(a・e)

引っ張ると長さ方向に伸び、横方向は縮む(ポアソン効果)。応力・ひずみ・ヤング率の定義式の分子と分母を正しく覚えているかを見分ける問題である。


【各選択肢の解説】

a.A は小さくなる。
✅ 正しい。長さ方向に伸びると横方向は縮むため、断面積はわずかに小さくなる。

b.応力は A に比例する。
❌ 誤り。応力σ=F/Aで、正しくはAに反比例する。

c.長さ方向のひずみは ΔL である。
❌ 誤り。ΔLは伸びの量。正しくはひずみε=ΔL/L(単位のない比)。

d.ひずみを応力で除したものを弾性率という。
❌ 誤り。分子と分母が逆。正しくは弾性率(ヤング率)E=応力÷ひずみ。

e.フックの法則が成り立つとき、F と ΔL は比例する。
✅ 正しい。σ=Eεから F/A=E×ΔL/L、つまり F=(EA/L)×ΔL で、Fと ΔL は比例する。

1. a、b
❌ 誤り。bが誤り。正しくはa・e(選択肢2)。
2. a、e
✅ 正しい(=正答)。
3. b、c
❌ 誤り。b・cとも誤り。正しくはa・e。
4. c、d
❌ 誤り。c・dとも誤り。正しくはa・e。
5. d、e
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・e。

【試験対策ポイント】

量式単位
応力σ=F/APa(N/m²)
ひずみε=ΔL/Lなし
ヤング率E=σ/εPa
ポアソン比横ひずみ/縦ひずみ(大きさ)なし
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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