MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第20問

腎・泌尿器・生殖器系第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第20問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 5 です。腎性貧血は腎臓のエリスロポエチン産生が落ちて起こる。

問題
腎性貧血の経口治療薬はどれか。
  1. 1. 葉酸
  2. 2. ビタミンB₁₂
  3. 3. エリスロポエチン
  4. 4. コリンエステラーゼ阻害薬
  5. 5. 低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 27.1%難問

48人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬

腎性貧血は腎臓のエリスロポエチン産生が落ちて起こる。治療は不足したエリスロポエチンを補う注射製剤(ESA)か、体内でのエリスロポエチン産生を促す内服薬のHIF-PH阻害薬である。


【各選択肢の解説】

1. 葉酸
❌ 誤り。正しくは葉酸は巨赤芽球性貧血(葉酸欠乏)の治療薬で、腎性貧血の原因であるエリスロポエチン不足は補えない。
2. ビタミンB₁₂
❌ 誤り。正しくはビタミンB₁₂は巨赤芽球性貧血(悪性貧血など)の治療薬である。
3. エリスロポエチン
❌ 誤り。エリスロポエチン製剤は腎性貧血の治療薬だが、タンパク質なので内服では消化されて効かない。正しくは静脈内注射または皮下注射で投与する(透析時に投与することが多い)。
4. コリンエステラーゼ阻害薬
❌ 誤り。正しくはアセチルコリンの分解を抑える薬で、重症筋無力症やアルツハイマー型認知症の治療に用いる。
5. 低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬
✅ 正しい(=正答)。HIF-PHを阻害すると、低酸素のときと同じようにHIF(低酸素誘導因子)が分解されずに働き、腎などでのエリスロポエチン産生が増える。経口で投与できる腎性貧血の治療薬である(ダプロデュスタット・ロキサデュスタットなど)。

【試験対策ポイント】

貧血原因治療
腎性貧血エリスロポエチン不足ESA(注射)・HIF-PH阻害薬(内服)
鉄欠乏性貧血鉄不足鉄剤
巨赤芽球性貧血ビタミンB₁₂・葉酸不足ビタミンB₁₂・葉酸
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「臨床医学総論」でまとめて復習できます。臓器系別(循環・呼吸・腎・感染ほか)の臨床医学を国試の粒度で整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「臨床医学総論」第8章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第39回 全問一覧

▶ 腎・泌尿器・生殖器系 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)