第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第22問
感染症第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第22問(感染症)の正答は 5 です。ITP(特発性血小板減少性紫斑病)では、ピロリ菌に感染している患者に除菌療法を行うと血小板数が回復する例があり、ピロリ菌陽性のITPでは除菌が治療の選択肢になる。
問題
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の治療に関連する病原体はどれか。
- 1. 腸炎ビブリオ
- 2. レプトスピラ
- 3. カンピロバクター
- 4. 腸管出血性大腸菌
- 5. ヘリコバクター・ピロリ ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.7%標準
47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ヘリコバクター・ピロリ
ITP(特発性血小板減少性紫斑病)では、ピロリ菌に感染している患者に除菌療法を行うと血小板数が回復する例があり、ピロリ菌陽性のITPでは除菌が治療の選択肢になる。治療に関連する病原体はピロリ菌。
【各選択肢の解説】
1. 腸炎ビブリオ
❌ 誤り。ITPの治療とは関係しない。正しくは生の魚介類による食中毒(腹痛・下痢)の原因菌。
❌ 誤り。ITPの治療とは関係しない。正しくは生の魚介類による食中毒(腹痛・下痢)の原因菌。
2. レプトスピラ
❌ 誤り。ITPの治療とは関係しない。正しくはレプトスピラ症(重症型はワイル病=黄疸・出血・腎障害)の病原体。
❌ 誤り。ITPの治療とは関係しない。正しくはレプトスピラ症(重症型はワイル病=黄疸・出血・腎障害)の病原体。
3. カンピロバクター
❌ 誤り。ITPの治療とは関係しない。正しくは鶏肉などによる感染性腸炎の原因菌で、ギラン・バレー症候群の先行感染として知られる。
❌ 誤り。ITPの治療とは関係しない。正しくは鶏肉などによる感染性腸炎の原因菌で、ギラン・バレー症候群の先行感染として知られる。
4. 腸管出血性大腸菌
❌ 誤り。ITPの治療とは関係しない。正しくはベロ毒素による出血性腸炎の原因菌(O157など)で、溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こしうる。HUSでも血小板は減るが、ITPとは別の病態。
❌ 誤り。ITPの治療とは関係しない。正しくはベロ毒素による出血性腸炎の原因菌(O157など)で、溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こしうる。HUSでも血小板は減るが、ITPとは別の病態。
5. ヘリコバクター・ピロリ
✅ 正しい(=正答)。ITPの患者でピロリ菌が陽性なら除菌を行い、除菌に成功した例の一部で血小板数が増える。
✅ 正しい(=正答)。ITPの患者でピロリ菌が陽性なら除菌を行い、除菌に成功した例の一部で血小板数が増える。
【試験対策ポイント】
- ピロリ菌に関連する病気=胃・十二指腸潰瘍、胃癌、胃MALTリンパ腫、ITP
- ITP=血小板に対する自己抗体で血小板が壊される病気。治療はピロリ除菌(陽性例)・副腎皮質ステロイド・トロンボポエチン受容体作動薬・脾摘など
- 病原体と合併症の対:カンピロバクター→ギラン・バレー症候群/腸管出血性大腸菌→HUS
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