第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第23問
麻酔科学第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第23問(麻酔科学)の正答は 2 です。「誤っているもの」を選ぶ問題。
問題
周術期管理で誤っているのはどれか。
- 1. 手術開始前に患者名を声に出して確認する。
- 2. ペースメーカ植込み術では室温を下げる。 ✓
- 3. 術中の体位により神経損傷を生じ得る。
- 4. 硬膜外麻酔は術後の鎮痛にも有用である。
- 5. 疼痛緩和を目的に神経ブロックを行う。
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — ペースメーカ植込み術では室温を下げる。
「誤っているもの」を選ぶ問題。低体温はシバリング・不整脈・感染などの合併症を招くため、周術期は正常体温の維持が原則。ペースメーカ植込み術で室温を下げる根拠はなく、これが誤りで正答。
【各選択肢の解説】
1. 手術開始前に患者名を声に出して確認する。
✅ 正しい。タイムアウトによる患者・部位・術式の確認は安全管理の基本。
✅ 正しい。タイムアウトによる患者・部位・術式の確認は安全管理の基本。
2. ペースメーカ植込み術では室温を下げる。
❌ 誤り(=正答)。低体温は合併症の原因。室温を下げる特別な理由はない。
❌ 誤り(=正答)。低体温は合併症の原因。室温を下げる特別な理由はない。
3. 術中の体位により神経損傷を生じ得る。
✅ 正しい。不適切な体位で末梢神経(腕神経叢・尺骨神経など)の圧迫損傷が起こり得る。
✅ 正しい。不適切な体位で末梢神経(腕神経叢・尺骨神経など)の圧迫損傷が起こり得る。
4. 硬膜外麻酔は術後の鎮痛にも有用である。
✅ 正しい。硬膜外カテーテルから術後鎮痛を継続できる。
✅ 正しい。硬膜外カテーテルから術後鎮痛を継続できる。
5. 疼痛緩和を目的に神経ブロックを行う。
✅ 正しい。神経ブロックは術中・術後の疼痛管理に用いる。
✅ 正しい。神経ブロックは術中・術後の疼痛管理に用いる。
【試験対策ポイント】
- 周術期安全の基本:タイムアウト(患者・部位・術式確認)・正常体温維持・体位による神経/褥瘡予防・適切な鎮痛(硬膜外・神経ブロック)。
- 電気メス使用時の植込み型ペースメーカへの電磁干渉にも注意(バイポーラ使用・対極板配置の工夫)。
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