第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問
各種治療機器第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問(各種治療機器)の正答は 5 です。電気メスの熱傷は、対極板の接触不良(電流が狭い面積に集中する)と、高周波電流が対極板以外の経路へ分流することで起こる。
問題
電気メスの熱傷対策でないのはどれか。
- 1. 高周波分流モニタ
- 2. 対極板接触モニタ
- 3. 患者回路連続性モニタ
- 4. 対極板コード断線モニタ
- 5. 商用交流漏れ電流モニタ ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.8%標準
52人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 商用交流漏れ電流モニタ
電気メスの熱傷は、対極板の接触不良(電流が狭い面積に集中する)と、高周波電流が対極板以外の経路へ分流することで起こる。1〜4はこの2つを見張る仕組み。商用交流の漏れ電流は感電(電撃)の問題で、電気メスの熱傷対策ではない。
【各選択肢の解説】
1. 高周波分流モニタ
❌ 誤り。熱傷対策である。正しくは、高周波電流が心電図電極や接地された金属などへ分流していないかを監視し、そこでの熱傷を防ぐ。
❌ 誤り。熱傷対策である。正しくは、高周波電流が心電図電極や接地された金属などへ分流していないかを監視し、そこでの熱傷を防ぐ。
2. 対極板接触モニタ
❌ 誤り。熱傷対策である。正しくは、2分割した対極板の間の抵抗から皮膚との接触状態を監視し、接触面積が減ったら出力を止めて対極板下の熱傷を防ぐ。
❌ 誤り。熱傷対策である。正しくは、2分割した対極板の間の抵抗から皮膚との接触状態を監視し、接触面積が減ったら出力を止めて対極板下の熱傷を防ぐ。
3. 患者回路連続性モニタ
❌ 誤り。熱傷対策である。正しくは、対極板の回路がつながっているかを監視する。回路が切れると高周波電流が別の経路へ流れ、熱傷の原因になる。
❌ 誤り。熱傷対策である。正しくは、対極板の回路がつながっているかを監視する。回路が切れると高周波電流が別の経路へ流れ、熱傷の原因になる。
4. 対極板コード断線モニタ
❌ 誤り。熱傷対策である。正しくは、対極板コードの断線や外れを検出して出力を止め、分流による熱傷を防ぐ。
❌ 誤り。熱傷対策である。正しくは、対極板コードの断線や外れを検出して出力を止め、分流による熱傷を防ぐ。
5. 商用交流漏れ電流モニタ
✅ 正しい(=正答)。商用交流(50/60 Hz)の漏れ電流は感電(マクロショック・ミクロショック)にかかわる量で、高周波電流による電気メスの熱傷とは別の問題。
✅ 正しい(=正答)。商用交流(50/60 Hz)の漏れ電流は感電(マクロショック・ミクロショック)にかかわる量で、高周波電流による電気メスの熱傷とは別の問題。
【試験対策ポイント】
- 電気メスの熱傷の主な場所=対極板の下(接触面積が小さいと電流密度が上がる)と分流先(心電図電極など)
- 対策=対極板を広く密着させる・接触モニタ・断線/回路監視・高周波分流の監視
- 感電対策(漏れ電流・接地)と熱傷対策を混同しない
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