MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問

各種治療機器第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問(各種治療機器)の正答は 5 です。選択肢1〜4はいずれも電気メスの対極板まわりの熱傷(対極板下や高周波分流経路での熱傷)を防ぐ監視機構。

問題
電気メスの熱傷対策でないのはどれか。
  1. 1. 高周波分流モニタ
  2. 2. 対極板接触モニタ
  3. 3. 患者回路連続性モニタ
  4. 4. 対極板コード断線モニタ
  5. 5. 商用交流漏れ電流モニタ

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 商用交流漏れ電流モニタ

選択肢1〜4はいずれも電気メスの対極板まわりの熱傷(対極板下や高周波分流経路での熱傷)を防ぐ監視機構。商用交流漏れ電流モニタは感電(マクロ/ミクロショック)対策であり、電気メスの熱傷対策ではないため5が正答(=熱傷対策でないもの)。


【各選択肢の解説】

1. 高周波分流モニタ
✅ 正しい(熱傷対策である)。高周波電流が意図しない経路へ分流して起こる熱傷を監視する。
2. 対極板接触モニタ
✅ 正しい(熱傷対策)。対極板と皮膚の接触抵抗(面積不足・剥がれ)を監視し、対極板下熱傷を防ぐ。
3. 患者回路連続性モニタ
✅ 正しい(熱傷対策)。対極板回路の連続性を監視する。
4. 対極板コード断線モニタ
✅ 正しい(熱傷対策)。対極板コードの断線を検出し、電流集中による熱傷を防ぐ。
5. 商用交流漏れ電流モニタ
❌ 誤り(熱傷対策ではない)。これは商用交流による感電(漏れ電流)を対象とする安全機構で、電気メスの高周波熱傷対策とは目的が異なる。

【試験対策ポイント】

電気メスの熱傷は主に対極板で起こる(接触面積不足→電流密度上昇→熱傷)。対策=対極板接触モニタ(面積・接触抵抗監視)・回路連続性・断線監視・高周波分流モニタ。対極板は面積を広くとり皮膚に密着させる。感電対策(漏れ電流)とは目的を区別する。

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