第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第41問
医用機器の安全管理第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第41問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。患者漏れ電流に直流成分の許容値が別に規定される主な理由は、直流が生体内で 電気分解(電解)を起こし、電極・組織の損傷や壊死を招く恐れがあるため。
問題
ME 機器の患者漏れ電流で直流の許容値が規定される主な理由はどれか。
- 1. 交流よりも感電閾値が低いため
- 2. ミクロショックを生じやすいため
- 3. 交流よりもF 形装着部を通過しやすいため
- 4. 電気分解による組織損傷の恐れがあるため ✓
- 5. 内部バッテリーで動作する機器があるため
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 電気分解による組織損傷の恐れがあるため
患者漏れ電流に直流成分の許容値が別に規定される主な理由は、直流が生体内で 電気分解(電解)を起こし、電極・組織の損傷や壊死を招く恐れがあるため。交流にはない直流特有のリスクを抑える目的。
【各選択肢の解説】
1. 交流よりも感電閾値が低いため
❌ 誤り。直流は交流(商用周波数)より心室細動などの感電閾値はむしろ高い(感受性が低い)。
❌ 誤り。直流は交流(商用周波数)より心室細動などの感電閾値はむしろ高い(感受性が低い)。
2. ミクロショックを生じやすいため
❌ 誤り。ミクロショックの主因は商用交流であり、直流許容値を規定する主目的ではない。
❌ 誤り。ミクロショックの主因は商用交流であり、直流許容値を規定する主目的ではない。
3. 交流よりもF形装着部を通過しやすいため
❌ 誤り。F形(フローティング)装着部の透過しやすさが直流規定の理由ではない。
❌ 誤り。F形(フローティング)装着部の透過しやすさが直流規定の理由ではない。
4. 電気分解による組織損傷の恐れがあるため
✅ 正しい。直流は電気分解を起こし、組織・血管損傷や壊死のリスクがあるため、厳しい直流許容値(10 μA)が定められる。
✅ 正しい。直流は電気分解を起こし、組織・血管損傷や壊死のリスクがあるため、厳しい直流許容値(10 μA)が定められる。
5. 内部バッテリーで動作する機器があるため
❌ 誤り。電源の種類は直流許容値を規定する理由ではない。
❌ 誤り。電源の種類は直流許容値を規定する理由ではない。
【試験対策ポイント】
直流の患者漏れ電流許容値=正常状態10 μA・単一故障50 μAと交流と別に規定。理由は電気分解(電解)による組織損傷。交流は心室細動(周波数依存、商用付近で最も危険)、直流は電気分解、と害の機序を対で覚える。
📗 \ この分野をまとめて理解する /
「医用機器安全管理学」の国試ノート(要点整理・無料)
漏れ電流・接地・EMC・ガス設備など安全管理の最重要分野を集中整理。
▶ 医用機器安全管理学ノートを無料で読む
スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク