第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第42問
医用機器の安全管理第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第42問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。図の回路は入力端子間にR₂、そこから直列にR₁が入り、C₁と電圧測定器が並列に出口へつながる。
問題
JIS T 0601-1 で規定されている図の漏れ電流測定用器具(MD)について正しいのはどれか。
- 1. R₁ とC₁ とで高域遮断フィルタを構成する。 ✓
- 2. R₂ の抵抗値は10 kΩ である。
- 3. 電圧測定器の入力インピーダンスは100 kΩ である。
- 4. 電圧測定器の入力容量は150 μF である。
- 5. 漏れ電流値は電圧測定値をR₁ で除して求める。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.1%標準
45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — R₁ とC₁ とで高域遮断フィルタを構成する。
図の回路は入力端子間にR₂、そこから直列にR₁が入り、C₁と電圧測定器が並列に出口へつながる。R₁(10 kΩ)とC₁(0.015 μF)は低域通過=高域遮断フィルタになり、遮断周波数は 1/(2π×10×10³×0.015×10⁻⁶) ≒ 約1 kHz。周波数が上がるほど人体が電撃を感じにくくなる性質を模擬している。
【各選択肢の解説】
1. R₁ とC₁ とで高域遮断フィルタを構成する。
✅ 正しい。直列のR₁と並列のC₁で、高い周波数ほどC₁のインピーダンスが下がって電圧測定器に届く電圧が小さくなる。遮断周波数は約1 kHzである。
✅ 正しい。直列のR₁と並列のC₁で、高い周波数ほどC₁のインピーダンスが下がって電圧測定器に届く電圧が小さくなる。遮断周波数は約1 kHzである。
2. R₂ の抵抗値は10 kΩ である。
❌ 誤り。10 kΩはR₁の値である。正しくは、R₂は1 kΩ(人体の抵抗の模擬)。
❌ 誤り。10 kΩはR₁の値である。正しくは、R₂は1 kΩ(人体の抵抗の模擬)。
3. 電圧測定器の入力インピーダンスは100 kΩ である。
❌ 誤り。100 kΩでは回路から電流を取られて測定値が下がる。正しくは、入力インピーダンスは1 MΩ以上。
❌ 誤り。100 kΩでは回路から電流を取られて測定値が下がる。正しくは、入力インピーダンスは1 MΩ以上。
4. 電圧測定器の入力容量は150 μF である。
❌ 誤り。単位が6桁違う。正しくは、入力容量は150 pF以下。
❌ 誤り。単位が6桁違う。正しくは、入力容量は150 pF以下。
5. 漏れ電流値は電圧測定値をR₁ で除して求める。
❌ 誤り。R₁(10 kΩ)で割ると値が1/10になる。正しくは、電圧測定値をR₂の1 kΩで割る(1 mVが1 μAに当たる)。
❌ 誤り。R₁(10 kΩ)で割ると値が1/10になる。正しくは、電圧測定値をR₂の1 kΩで割る(1 mVが1 μAに当たる)。
【試験対策ポイント】
| 要素 | 値(JIS T 0601-1 の MD) |
|---|---|
| R₁ | 10 kΩ |
| R₂ | 1 kΩ |
| C₁ | 0.015 μF |
| 電圧測定器 | 入力インピーダンス1 MΩ以上・入力容量150 pF以下 |
| 漏れ電流 | 測定電圧÷1 kΩ |
R₁C₁=約1 kHzの高域遮断。R₁とR₂の値の入れ替え、μFとpFの入れ替えがひっかけの形。
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