第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第48問
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第48問(電気工学)の正答は 2 です。電解コンデンサは、陽極の金属箔(アルミニウムなど)の表面に作った酸化皮膜を誘電体にする。
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
初回正答率 40.5%難問
42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
電解コンデンサは、陽極の金属箔(アルミニウムなど)の表面に作った酸化皮膜を誘電体にする。皮膜が非常に薄いので小さくても容量が大きく、皮膜が陽極側にしかないため極性がある(逆につなぐと壊れる)。
【各選択肢の解説】
まず記述a〜eの正誤:
a.原理的に端子に極性が生じる。
✅ 正しい。酸化皮膜が陽極側にだけ形成されるため、端子に+-の区別がある。
b.セラミックスを使用している。
❌ 誤り。これはセラミックコンデンサの説明である。正しくは、電解コンデンサの誘電体は金属箔表面の酸化皮膜。
c.自己インダクタンスを利用している。
❌ 誤り。自己インダクタンスはコイルの性質である。正しくは、コンデンサは静電容量(電荷を蓄える性質)を利用する。
d.金属箔の間隔が広いほど大容量になる。
❌ 誤り。逆である。正しくは、C = εS/d より電極間隔 d が狭い(誘電体が薄い)ほど大容量になる。
e.金属箔表面の酸化膜を誘電体としている。
✅ 正しい。薄い酸化皮膜を誘電体とすることで、小型で大容量になる。
❌ 誤り。bはセラミックコンデンサの記述。正しくは、正しい記述の組はa・e。
✅ 正しい(=正答)。a・eとも正しい記述である。
❌ 誤り。b・cとも誤りの記述。正しくはa・e。
❌ 誤り。c・dとも誤りの記述。正しくはa・e。
❌ 誤り。eは正しいがdは向きが逆。正しくはa・e。
【試験対策ポイント】
- C = εS/d:面積 S と誘電率 ε に比例、間隔 d に反比例
- 電解コンデンサ:有極性・大容量・誘電体=酸化皮膜。逆接続や過電圧で破損
- セラミック・フィルムコンデンサ:無極性
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